【意外と多い夏の「冷え性」対策】燃焼力・代謝もアップ!身体を温めて痩せ効果も狙える体幹強化ヨガ
外に出れば汗が噴き出すくらいの危険な暑さ、室内に入ると効きすぎた冷房。冷え性気味の人だと、冷房の効いた空間にいるだけで手足が冷たくなる人もいると思います。このように、とても難しい「夏の体温管理」。基礎代謝を上げて、内側から温めるポーズをご紹介します。
基礎代謝を上げるには?
「基礎代謝」とは、呼吸したり心臓を動かしたり、生命を維持するために必要なエネルギーのこと。寝ているときや座ってじっとしているときにも消費されています。基礎代謝が高いと、血流がよく体温も高いため、老廃物が溜まりにくく体調不良に悩まされることが少ないとも言われています。
基礎代謝を上げるためには「生活を整えること」
・バランスの良い食事や身体を温める食材を摂る
・湯船に浸かって身体の芯まで温める
・良質な睡眠をとる
そして適度な運動も大切です。ストレッチをして身体を伸ばしたり、硬くなって滞りがちな鼠蹊部や肩甲骨を動かすなど、インナーマッスルを強化することが基礎代謝を高めることにつながります。
血流と代謝を促進する体幹強化ヨガ
2つのポーズを繋げてお伝えしますが、体調に合わせて一つずつ別々にポーズを練習しても構いません。無理のない範囲で、基礎代謝アップを目指しましょう!
鼠蹊部を刺激して血流をアップする「三日月のポーズ」
1.四つ這いから右足を手と手の間に置き、左膝は一歩後ろに下げます。この時、右膝がかかとより前に出ないように注意しましょう。
2.バランスを取りながら上半身を起こし、後ろ足の甲で床を押しながら左脚の鼠蹊部の伸びを感じます。
3.息を吸いながら両手を天井方向へ上げ、吐きながら肩甲骨を下げて胸を開きます。目線は斜め上方向を見つめ、5呼吸ほどキープします。
体幹を強化して脂肪燃焼を促す「乗馬のポーズ」
4.両手を前足の両脇につき、後ろ足のつま先を立てます。
5.後ろ足のつま先で床を蹴って左膝を持ち上げ、バランスが安定したら両手を前へ伸ばしましょう。
ポイント:左足の親指でしっかり床を押し、足裏を立てて床と垂直にしましょう。前足は太腿が床と平行になるくらいまで踏み込むと、全身の強化につながり、脂肪燃焼効果がアップします。
6.5呼吸ほどキープし、一度チャイルドポーズで呼吸を整えてから反対側も同様に行います。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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