「体が重だるい…」は、あの栄養素が不足している!?梅雨時期におすすめの食材を栄養士が解説
ちゃんと寝ているのに朝起きてもすっきりしない、体がだるく重苦しい気がする。こんな不調が多く起こるのが梅雨時期。今だからこそ知っておきたい解消法!明日からしゃっきっとしたいですね。
こんな症状ありませんか?
・寝ても疲れが取れない
・体のラインがぼんやりしている
・食欲のムラがある
・訳もなく頭痛がする
・肩こりがひどくなった
・脚のしびれを感じる
こちらは、浮腫みからくる症状です。日本は四方八方を海に覆われているため年中湿度が高い状態。梅雨がある6月は、いつにもまして湿度が上がります。多湿のため水分排出がうまくいかず、浮腫みがひどくなるこの時期だからこそ解消していく必要があります。
不足している栄養素は?
体の余分な水分を排出してくれる役目のカリウムです。湿度が高くなると体は汗をかけなくなり、水分排出ができず普段より多くのカリウムが必要になります。
プラスしてさらに改善
カフェインの利尿作用で浮腫みを改善することも有効です。また、女性や高齢者に多くみられるたんぱく質不足からも浮腫みがひどくなりますので、たんぱく質をしっかり摂取することも浮腫みを軽減する解決策の1つです。
おススメ食材は…
カリウム:生野菜や果物、海藻やきのこ、ナッツ類に多く含まれます。水に溶けやすいため、水洗いはさっとし生野菜で食べる事がポイントです。特におススメは、アボカドやとろろ芋。どちらもカリウム含有量が高く、生食ができるため調理で減る事もなく、多く摂取できます。
カフェイン:緑茶はカフェインが多く含まれますが体を冷やす飲み物、冷えると浮腫みがひどくなることもあるので、体を温めカフェインもあるウーロン茶がおススメ。
その他:カフェインやカリウムは多くありませんが、デトックス効果の高いハト麦茶は浮腫みにしっかり効果を発揮してくれます。
6月病ともいわれるダル重症状は、実は体のなかに水分が溜まる浮腫みが原因でもあります。浮腫みのもとを断ち、ダル重から来る症状を軽くし、ジメッとした梅雨を乗り切りましょう。
【参考文献】
ライター/美容栄養士 Keiko
管理栄養士×美容食インストラクター/ワンストーリーアワードジャパン2023講師 15年以上の栄養士・管理栄養士歴を経て、美容食で女性の美容と健康を守る!ただ食べるだけでなく、肌年齢を変える栄養素や組み合わせで美肌力をあげるインナーケアをサポートしています。『輝き自信あふれる明日を美容食で!』をモットーに、明日からできる美容食の知識をお伝えします。Instagram:@beauty.diet_keiko
AUTHOR
NS Labo(栄養サポート研究所)
全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。
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