ゴロゴロしながらでも腹筋は鍛えられる〈たった10秒でもしっかり効く〉お腹引き締めエクササイズ
だんだん暑い日も増えてきて、薄着になることも増えた今日この頃。トップスをウエストインをしたいけれど、冬にため込んだ脂肪がついたお腹まわりが気になる…。今回はそんなあなたにオススメしたい、ゴロゴロしたままできるお腹引き締めエクササイズをご紹介します。
ポッコリお腹をどうにかしたい!
暑くなり、薄着の季節がやってきてお腹まわりの脂肪が気になる…と感じている方は増えているのではないでしょうか?実際に筆者が毎週行っているお腹引き締めヨガのレッスンも、冬の時期と比べて参加者が3倍以上に増えています。
夏の予定を考えると今のうちからどうにかしないと間に合わないかも。デニムやワンピースを着た時に気を抜いても大丈夫な体にしたい。理想的なお腹まわりを手に入れたい。そんな風に目標をイメージするタイミングが今かもしれませんね。
トレーニングが続かない原因
夏に向けて頑張るぞ!と目標を決めたのに、トレーニングが続かなかった…という経験がある方も多いのではないでしょうか。トレーニング自体が続けられなければ目標を達成することは難しいですし、続けられなかったことによって「私にはこのトレーニングが向いていない」「私はやっぱり運動が苦手なんだ」とご自身で思い込んでしまっているケースもあるようです。
では、なぜトレーニングが続かないのか。それは多くの人が目標達成のタイミングが早すぎるのではないかと考えています。多くの人は「あれ?太ったかも…」と気づいたタイミングで「痩せたい、引き締めたい」と思い始めると思います。そして、それをできる限り最速でなんとかしたいと考えると思います。でも、早く痩せようとすると運動をするよりは食事をコントロールした方が楽なので、運動量を増やすのではなく食事量を減らす、体にとってはあまり望ましくないダイエットとなるのです。
30代以降の方にはカロリー計算を重視したダイエットはあまりオススメはできません。体重が減り一見痩せたように感じますが、脂肪が減ったのではなくただ筋力が落ちているだけかもしれません。筋力のピークは20代と言われていて、30代以降なら代謝を上げ続けるためにも筋力を落としてしまうと代謝が下がってしまい、結果的に太りやすい体質になってしまいます。そのため、30代以降のダイエットでは筋力をキープするためのトレーニングがどうしても必要になります。
トレーニングを続けやすくするコツ
なかなか続けられないトレーニングを続けるために大切なことはいくつかありますが、ぜひ「ながらでできること」から始めてみましょう。トレーニングをするために生活習慣を変えることはそう簡単なことではありません。変えようと思っているうちにやらなくなってしまう場合が多いからです。
ならば、普段の生活の中にすでに行っている行動をしながらでできるトレーニングなら誰でも続けやすいのではないでしょうか。そこで今回は、スマートフォンをいじりながらゴロゴロしている時でもできちゃうトレーニングをご紹介します。
マットを引かなくてもOK!10秒簡単トレーニング
今回ご紹介するトレーニングはゴロゴロ横になりながらでもできるもので、マットを引く必要もありません。ただ、やってみてマットがあった方がいいかもという場合は引いてくださいね。
<やり方>
1)仰向けになり、両脚は揃えます
2)腰まわりが床から離れないように意識し、息を吐きながら両脚を軽く浮かせます。おへそを床へ近づけるようなイメージで
3)そのまままずは5秒キープ。余裕があればキープ時間を長くします
4)慣れてきたら、両手両脚を浮かせて5秒キープしましょう。この時も腰まわりが浮かないように注意してください
トレーニングを始めてもすぐに効果が出ないので「効果がないのかな?」と疑心暗鬼になってしまいがちですが、体に関してはやったらやった分だけちゃんと効果が出ます。スマートフォンを見ていて気づいたら何時間も経ってしまった…という経験がある方は、最初は5秒でも構いません。自分の筋力キープのためにぜひ今回のトレーニングをやってみてくださいね。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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