ハードな運動不要!【効率よく脂肪燃焼できる】みるみる痩せる!疲れない「タオルウォーキング」
簡単に増えるのに、なかなか落ちてくれない脂肪……。ハードなジョギングや筋トレをしないとダメなの? と思っている人もいるでしょうが、そんなことはありません。今回は脂肪を燃焼しやすくする、家でできる簡単なタオルウォークエクササイズをご紹介します。
脂肪を効率よく燃焼するコツは?
代謝が下がりやすくなる40代以降は、男女ともに体脂肪が落ちにくくなります。だからといって極端な食事制限や、ハードな運動をする必要はありません。
特に年齢が上がれば上がるほど、体重計の目盛りに一喜一憂するのではなく、コツを踏まえて安全かつ効率のよい確かなやり方で結果を出していくことをおすすめします。
除脂肪体重を減らさない
同じ50kgの体重でも脂肪を除いた除脂肪体重(筋肉や骨の重さ)が25kgの人と20kgの人では1日の消費カロリーが約250kcal違います。1週間に計算すると250×7=1,750kcal、30日だと250×30=7,500kcalとなります。
このように、除脂肪体重が違うことで、同じダイエットをしても痩せやすい人と痩せにくい人に分かれてくるのです。体重だけに意識を向けずに除脂肪体重を減らさないことを意識しましょう。
そのためには食事制限だけで体重を減らすことはNG。適度な運動を取り入れることが大事です。
せっかく運動するなら脂肪燃焼しやすい時間帯に
運動をすると糖質と脂肪が消費されます。全力疾走のような高強度の運動は糖質をメインに消費し、中強度の運動では脂肪をメインに消費します。つまり、脂肪燃焼を目的とする場合は、運動中に息は上がるけど話ができる中強度の運動を目指しましょう。
また、運動をする時間帯としては、朝食前の空腹時がおすすめ。血中の糖や脂肪が少ないため、体脂肪が効率良く消費できます。ただし、その際は低血糖になりすぎないように十分に注意してください。夕方〜夜の体温が比較的高めな時間帯に行うのも効果的です。
運動後に最初に口にする物に気を使う
運動後に最初に何を口にするかでも脂肪の蓄え方が変わってきます。運動後の食事は、除脂肪体重を落とさないためにもタンパク質と炭水化物を組み合わせたものを摂るのが理想的です。またビタミン、ミネラルも疲労回復に欠かせないので、運動後は積極的に摂取するとよいでしょう。
反対に運動後に炭水化物や脂質メインの食事や高塩分、アルコール、高カフェインなどを摂取すると、脂肪を蓄えやすくなるだけでなく、脱水症状を招く可能性もあるので注意しましょう。
効率よく脂肪燃焼ができるタオルウォークエクサ
①肩幅より少し長めのタオルを首の後ろにかけて端を握ります。脚は腰幅程度に開きましょう。
②タオルを真横に広げながら左膝を上げて、元の位置に戻す。左脚、右脚と交互に行い、呼吸を止めないように注意しながら1分間続けます。
③15秒ほど休憩を取り、次はタオルを頭の上に上げます。
④左膝を上げると同時にタオルをピンと張ったまま首の後ろへ下ろし、反対脚も同様に行います。この動きを呼吸を止めないようにしながら1分間続けましょう。
⑤15秒ほど休憩を取ります。①②、③④、強度の異なる2つのタオルエクサから、自分に合う方を選び、さらに2セット繰り返しましょう。
※余裕がある場合はセット数を増やしましょう。
※肩まわりがキツく感じる人は、タオルの両端を握ったまま腕を動かさずに、その場歩きだけでもOKです。
▼実際の動きを動画でご覧になりたい方はこちら▼
AUTHOR
Masako Janeway
ハワイ島在住のヨガ講師 / パーソナルトレーナー / 空手家。2017年に東京からハワイ島へ移住し、ハワイの文化を学びながら人と地球にやさしい暮らしを実践中。大自然溢れるハワイ島からオンラインを通じてヨガ、瞑想、ボディコンディショニングなどのセッションを世界中の方へ提供中。フィットネスとヨガ通算指導歴は30年以上。
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