痩せたい人こそ朝ごはんを食べて!40・50代が食べるべき朝食メニューとは?管理栄養士が提案

 痩せたい人こそ朝ごはんを食べて!40・50代が食べるべき朝食メニューとは?管理栄養士が提案
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40代・50代になり、今までと同じくらいの食事量なのにどんどん体重が増えてきてしまった…。そこで食事からのカロリーを減らすために朝食を抜こうと考えていませんか?ダイエットで大切なのは、「カロリーを減らすのではなく、何を食べるか」です。この記事では、40・50代の方が痩せるために取り入れてほしい朝食メニューをご紹介します。

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なぜ40・50代の方に朝ごはんは必要なの?

体温を上げ代謝を活発にする

朝食をしっかり食べることで、まず内臓が活発に動き出し体温が上がります。体温が上がると基礎代謝も上がるので、体を痩せやすい状態にすることができます。ダイエットを成功させるには、まずエネルギーを消費させることが大切です。エネルギーを消費しやすくするために、朝食をしっかりとって代謝を上げましょう。

空腹時間を短くすることで血糖値の急上昇を防ぐ

朝食を食べずに空腹状態のまま昼食を迎えると、お腹がすいているのでついたくさん食べてしまいます。食事をたくさんとると、エネルギー過多になるほか血糖値を急激に上げてしまい消費しきれなかった糖が脂肪として体内に蓄積されます。朝食を食べると昼食の量をコントロールすることができるので、脂肪の蓄積を防ぐことができますよ。

便秘を解消する

ダイエットを成功させるためには便をため込まない巡りのよい体を作ることが大切です。朝食を食べないと、内臓の動きが悪くなり便を押し出す力が弱くなります。できれば決まった時間に朝食をとり、体を目覚めさせて腸を刺激してあげましょう。

痩せたい人は朝ごはんにこれを食べよう!

ここからは朝食に取り入れてほしいメニューをご紹介します。

玄米ご飯や雑穀米を混ぜたごはん、全粒粉がメインの茶色いパン

玄米や雑穀米を混ぜたごはん、全粒粉やライ麦を使ったパンは、エネルギー源だけでなくビタミンや食物繊維も一緒に摂ることができます。さらにこれらはよく噛んで食べるので、少ない量でも満足感が得られやすいというメリットもあります。卵かけごはんや納豆ご飯、ツナやチーズをのせたオープンサンドなどにするとたんぱく質も補えるので、時間がないという方は炭水化物とたんぱく質をセットにしたメニューを意識してみてください。

具だくさんのみそ汁

みそ汁は野菜などの具材をたくさん入れることでビタミンやミネラルが補えるほか、起きたての冷えた体を温めてくれます。和風だしをコンソメや鶏ガラに変えたり、豆乳などを加えると趣向が変わって飽きずに食べられますよ。

卵や大豆製品などのたんぱく質

サラダチキンやサバ缶、卵や大豆製品などのたんぱく質は痩せたい方の朝食にマスト!たんぱく質は筋肉の材料になるので、筋肉量が増え基礎代謝も上がります。今はコンビニなどで手軽に手に入るものが多いので、習慣づくまではうまく活用しながら取り入れてみましょう。

朝ごはん習慣を続けるコツは?

今まで朝食を食べていなかった方は朝食の習慣を続けることが難しいですよね。まったく食べていなかった方はまず何かを口に入れることから始めましょう。たんぱく質が取れる牛乳や豆乳といった飲み物や口当たりの良いヨーグルトなどもおすすめです。

少しずつ食べられるようになってきたら、パックごはんやカップみそ汁、たんぱく源になるものを買っておいて当日に作らなくてよい準備をしておくと朝起きてすぐに食べられます。また、飽きない程度にメニューを固定化すると考えずに食べられるので続けやすいです。自分に合った方法で少しずつ習慣を変えていきましょう。

まとめ

今回は40・50代の方が食べるべき朝ごはんメニューをご紹介しました。40・50代の方がきれいに痩せるためには朝食をしっかりと食べ、基礎代謝を上げて巡りのよい体に整えることが必要です。今回ご紹介した朝食メニューや続けるコツを参考に、ぜひ試してみてくださいね。

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AUTHOR

管理栄養士 野口久美子

野口久美子

管理栄養士/調理師。大学卒業後、保育園栄養士と食品開発の仕事を経てフリーに転身。現在は子育てをしながらライターとしてレシピ紹介や栄養に関する分野でコラムを執筆している。



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