トマトは朝食で食べないと損?「朝トマト」がおすすめな理由を管理栄養士が解説

 トマトは朝食で食べないと損?「朝トマト」がおすすめな理由を管理栄養士が解説
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みなさんはトマトをいつ食べていますか?お弁当のおかずに、ランチのパスタに、夜ご飯のサラダに、トマトはどの時間帯にもぴったりな食材ですよね。しかし、実はトマトを食べるなら「朝ごはん」が1番おすすめ。今回はトマトが朝食にぴったりな理由や、おすすめの食べ方をご紹介します。

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トマトを朝食べるとリコピンの吸収率がアップ

トマトは朝食で食べないと損?「朝トマト」がおすすめな理由を管理栄養士が解説
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トマトに含まれる「リコピン」をご存知ですか?トマトが朝食におすすめな理由は「リコピン」にあります。まずはリコピンの作用についてお伝えします。

トマトに含まれる「リコピン」

トマトに含まれているリコピンは動植物の色素である「カロテノイド」の一種です。

カロテノイドには抗酸化作用があると認められていますが、中でもリコピンには強い抗酸化作用があると明らかになりました。

抗酸化作用により、体内で発生する活性酸素を抑える効果が期待できます。つまり、がんや老化などの予防、紫外線対策に効果があるということです。

トマトを食べて、リコピンを積極的に吸収したいですね。

リコピンは朝の吸収率が高い

せっかくトマトを食べるなら、より吸収率の高い食べ方をしたいですよね。トマトジュースやトマトケチャップを製造・販売するカゴメ株式会社の研究により、朝・昼・夜の中で、朝が最もリコピンの吸収率が高いと明らかになりました。

朝食にトマトをおすすめする理由は、やはりトマトのリコピンをより効果的に摂取してほしいからです。

また、トマトは生でも食べられるため、忙しい朝にもぴったり。ほかにも炒めたり、スープやジュースにしたりとさまざまなレシピで楽しめます。

さっと食べられてアレンジしやすいトマトは、忙しい朝や毎日食べる食材にピッタリなのです。

【朝ごはんにトマト】おすすめの食べ方とは?

トマトは朝食で食べないと損?「朝トマト」がおすすめな理由を管理栄養士が解説
illustration by なつめももこ

トマト入りスクランブルエッグ

スクランブルエッグをつくるときに、トマトを加えて炒めてみましょう。加熱することでリコピンの吸収率もアップします。

つくり方はカットしたトマトと卵を調味料と一緒に混ぜ合わせてフライパンで焼くだけ。とろりとした卵に、酸味のあるトマトが合いますよ。

トマトサラダ

トマトそのものの味わいを楽しむなら、やはりサラダがおすすめです。リコピンは油と一緒に摂ることで吸収率がアップするので、オリーブオイルのドレッシングなどとあえてみましょう。

ただし、朝ごはんがパンの方はパンに乗せるバターやチーズなどで脂質が多くなりがちなので、摂りすぎに注意してくださいね。

トマトの味噌汁

意外に思われるかもしれませんが…、実はお味噌汁の具材にもトマトがおすすめです。つくり方は、豆腐やほかの野菜のお味噌汁をつくるときと同じです。

だし汁にカットしたトマトを入れて、お味噌で味を整えましょう。トマト以外の具材は、卵や玉ねぎ、オクラ、油揚げなどがおすすめです。あたたかいお味噌汁で体を温められるのもいいですね。

洗ってそのまま食べられるトマトは忙しい朝にもぴったりの食材です。いろどりも鮮やかなので、朝食のテーブルに並べることで朝から元気な気持ちになれますね。そしてなにより、朝はリコピンの吸収率が最も高い時間帯。朝ごはんにトマトを食べて、体もよろこぶ朝にしてみませんか。

参照
カゴメ株式会社|トマトの赤い色素リコピンのうれしい2つの効果とは?

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AUTHOR

なつめももこ 管理栄養士

なつめももこ

管理栄養士/Webライター/イラストレーター。管理栄養士として病院に7年間勤務。出産を機に「子どもとの時間を大切にしながら働くこと」を目標にフリーランスのWebライター&イラストレーターとして活動開始。現在は栄養に関する記事を執筆するほか、未経験からイラストレーターになる方法について発信している。



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