【胃腸が疲れている日の朝ごはん】カレー粉で手軽に作る!インドのスパイスお粥「キッチャリー」

 【胃腸が疲れている日の朝ごはん】カレー粉で手軽に作る!インドのスパイスお粥「キッチャリー」
photo by Tanaka

キッチャリーとはスパイスを使ったインドのお粥のこと。消化力を高める養生食としてとしてインドでは親しまれています。通常多くのスパイスを使うキッチャリーですが、今回はカレー粉を使った手軽なレシピをご紹介します。

広告

キッチャリーとは?

冒頭でも簡単に説明しましたが、キッチャリーとはスパイスを使ったインド粥のことを言います。消化力を高めるお粥と言われているので、クミン、マスタードシードなど消化に良いと言われているスパイスを数種類使います。本場の作り方はギーと数種類のスパイスを炒め、野菜やお米を弱火でコトコト煮て作ります。身体に良いとはわかりつつも何種類ものスパイスをご家庭でそろえるのは難しいですよね。

このレシピでは身近にある『カレー粉』を使い、手軽に作れるレシピをご紹介します。日本でも風邪や体調不良の時にはおかゆを食べる習慣があるので、このキッチャリーも日常に取り入れやすいのではないでしょうか。体調が悪い時だけでなく、朝食や食べ過ぎた翌日、胃を休めたい時などにもおすすめしたいレシピです。

カレー粉で作る!簡単キッチャリーレシピ

キッチャリーのイメージ

材料2人分

・カレー粉・・・・・・・・大さじ1杯

・オリーブオイル・・・・・適量

・おろししょうが・・・・・大さじ1杯

・炊いたごはん・・・・・・300g

・トマト・・・・・・・・・中1個

・にんじん・・・・・・・・1/2本

・キャベツ・・・・・・・・30g

・塩・・・・・・・・・・・少々

・こしょう・・・・・・・・少々

・レモン汁・・・・・・・・大さじ1~2杯

・コリアンダー、しそ、刻みしょうがなど・・・お好みで

作り方

①トマト、キャベツは細かく切り、にんじんはすりおろしておく。

工程1

②鍋にオリーブオイル、カレー粉、おろししょうがを入れて弱火にかけ、香りが出るまで炒める。

③①の野菜を塩を入れて野菜から水分が出るまで炒める。

工程2

④ご飯と具材がかぶるくらいの水を入れて好みの柔らかさになるまで弱火で煮込む。

工程3

⑤塩・胡椒で味を整え、盛り付けてレモン汁をかける。

⑥お好みでコリアンダー、しそ、刻みしょうがなどをトッピングする。

ポイント

  • 野菜はお好みのもので構いません。根菜はすりおろすとご飯と馴染んでより食べやすくなります。
  • じゃがいもやさつまいもなど芋類をすりおろして入れるとよりなめらかなお粥になります。
  • 豆やたまごなどのたんぱく源を入れると更に栄養価もアップします。

手軽に作れて身体も温まるキッチャリー。旬の野菜やお好みの具材で楽しんでくださいね。

広告

AUTHOR

田中ひろか

田中ひろか

管理栄養士。 保育園栄養士、ダイエットインストラクターとして食事指導とレシピ提供の経験を経て渡豪。 バイロンベイでのヨガリトリート中ベジタリアンの食生活を経験したことから、幅広い野菜の食べ方を知る。 食を楽しみながら健康的なライフスタイルを築くため、’’野菜をおいしく手軽に食べる方法’’を研究中。 現在はメルボルンに在住し、オンラインの食事指導とカフェのヴィーガン、ベジタリアンメニューの提案に携る。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

キッチャリーのイメージ
工程1
工程2
工程3