【太りにくいカレーの食べ方】カレーをヘルシーに楽しむ5つのコツ│管理栄養士が解説
子どもにも大人にも人気のあるカレー。太りやすいイメージはありませんか?実は、食べ方や具材を工夫すると、ダイエット中でも罪悪感なく食べることができます!今回は、カレーをヘルシーに楽しむコツを5つ紹介します。
1.朝か昼に食べよう
朝は、体内時計のリセットに役立ち、脂肪燃焼効果もあります。昼は、体脂肪が付きにくい時間帯です。夜は体脂肪がつきやすい時間なので避けると太りにくくなります。
2.ご飯の量を意識しよう
カレーのとき、ご飯をつい盛り過ぎてはいませんか?ご飯の食べ過ぎは太りやすさに繋がります。いつもと同じ量を心がけましょう。目安はご自身の握りこぶしひとつ分程度です。
また、玄米や雑穀などを混ぜるのも効果的です。ビタミン・ミネラルを補うことができるだけでなく、食物繊維が食事の消化吸収を緩やかにしてくれます。
3.具材やトッピングを工夫しよう
入れる具材やトッピングによって、カロリーは大きく異なります。おすすめは、きのこや野菜類をたっぷり取り入れること。低カロリーの食品でかさ増しにもなり、ヘルシーに楽しむにはぴったりです。
肉を入れる場合には鶏肉や豚や牛の場合はもも肉・ひれ肉など脂質が少ないものを選びましょう。大豆や魚介類も脂質が少なくおすすめです。
4.カレールーに注意
市販のカレールーには油脂が多く使われ、高カロリーな傾向にあります。また、食塩も多く使われており、ご飯の消費が増えてしまいがちです。現在はカロリーや塩分量に配慮されたものも販売されているので上手く活用しましょう。
スパイスやカレー粉を使用し、ルーを手作りするとヘルシーに仕上がります。
5.食べ方に気を付けよう
気を付けたいポイント2つを紹介します。
サラダやスープを最初に食べる
最初に野菜を食べることで、満腹感が得られ食べ過ぎを防止することができます。また、野菜に多く含まれる食物繊維には、余分な糖質や脂質を排出してくれる働きがあるので、ヘルシーに楽しむためには欠かせません。
よくかんで
ご飯と一緒にするっと食べてしまうことが多いカレーだからこそ、よくかむことを意識しましょう。
- スプーンを小さくしてひとくち量を減らす
- 食材を大きく切り、かむ回数を増やす
- きのこや根菜などかみ応えのあるものを取り入れる
などの工夫で、満腹感を早めに感じることができます。
スパイスを使ったカレーには食欲増進効果があり、夏バテ予防にも効果的です。工夫をしてヘルシーに楽しみましょう!
調味料の上手な使い方 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
食物繊維の必要性と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
八訂準拠 ビジュアル食品成分表(大修館書店)
食べる時間でこんなに変わる時間栄養学入門(柴田重信 著)
ライター/おがわ ゆり
フリーランス管理栄養士。保育園栄養士、小学校栄養教諭、専門学校で栄養学の講師を経験。出産を機に退職し、家族の食事を考える中で「食を楽しむ笑顔をもっと増やしたい、そのためにも食事づくりを楽にするサポートがしたい」という思いが芽生え、フリーランスの道へ。現在は母親向けの時短簡単レシピの発信、栄養や健康に関する記事執筆や講師業、DNAダイエットプランナーとしてダイエットサポートをしている。Instagram:@yuri_eiyou_health
AUTHOR
NS Labo(栄養サポート研究所)
全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。
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