【キャベツ】ひと手間で1ヵ月も長持ち!キャベツがより長持ちする保存方法(簡単レシピ付き)
年中手に入りやすく、和洋中どんな料理にも合うキャベツ。でも気づくと、しなしなになったり、表面が黒ずんでしまっていたという経験ありませんか? 今回はキャベツが長持ちする保存方法と、15分で完成・包丁いらずのお手軽カレーレシピをご紹介します。
長持ちするキャベツの保存方法とは?
①1玉丸ごと冷蔵保存
キャベツは丸ごと保存するのが、一番鮮度を保つことができます。ポイントは、包丁で芯をくり抜き、濡らしたキッチンペーパーを詰めること。芯がついた状態だと、栄養が芯に吸い取られる為、鮮度が落ちやすいと言われています。
芯をくり抜いたキャベツは、そのままポリ袋に入れて芯を下にして野菜庫で保存すると、3〜4週間もちますよ。濡らしたキッチンペーパーは、キャベツを使うたびに取り換えるようにしましょう。
②カットして冷蔵保存
キャベツ丸ごと1玉はなかなか食べ切れない場合、カットしたものを購入することもありますよね。ただ、断面が空気に触れて酸化することで黒ずんだり、乾燥でしなしなになってしまうことも。それを防ぐためには、切り口全体を湿らせたキッチンペーパーで覆い、ポリ袋に入れて保存しましょう。使うたびにキッチンペーパーを取り換えるのが、鮮度を保つポイントですよ。
③ざく切りにして冷凍保存
それでも食べ切れずに傷んでしまいそうな場合は、冷凍保存しましょう。冷凍すると約1カ月保存することが可能です。ざく切りもしくはせん切りにして、生の状態のままジップ付きのポリ袋に。空気をしっかり抜いて、封をして冷凍します。食べる時は、炒め物やスープに冷凍した状態で入れてOK。冷凍することで繊維が壊れるので火通りが早いですし、使いたい分だけ使えるので、冷凍キャベツをストックしておくととても便利ですよ。せん切りのキャベツは冷蔵室で解凍して、サラダやあえ物に使うこともできます。
包丁いらず・15分で完成!冷凍キャベツカレー
冷凍キャベツを使った包丁いらず・15分でできる簡単カレーをご紹介します。冷凍したキャベツを使うと、短時間でキャベツがやわらかくなり、煮込み時間を大幅に短縮。キッチンに立つ時間を短くしたい暑い時期にぴったりです。また脂質の多いカレールーは少なめにし、トマトジュースの旨味を加えているので、普通のカレーよりもヘルシーですよ。
<材料(4人分)>
冷凍キャベツ 1/2玉(300g)
豚こま肉 250g
トマトジュース 200ml
しょうが(すりおろし) 小さじ1
にんにく(すりおろし) 小さじ1/2
カレールー 50g〜
カレー粉 大さじ1
中濃ソース 大さじ1
<手順>
①フライパンにサラダ油(分量外)、しょうが、にんにくを中火で熱し、豚こま肉、冷凍キャベツを炒める。
②トマトジュース、水400ml(分量外)を加え、蓋をして8分ほど煮込む。
③火を止めて、カレールー、カレー粉、中濃ソースを加えて5分ほど煮る。
<参考元>
『もっとおいしく、ながーく安心 食品の保存テク』徳江千代子監修(朝日新聞出版)
『ひと目でわかる!食品保存辞典』島本美由紀著(講談社)
AUTHOR
和田 梓
管理栄養士。これまでヘルスケアIT企業にて、ダイエット・糖尿病・IBD・CKDなど、幅広い悩みに向けたレシピ開発を100件以上行う。その他、記事執筆、WEBページの企画・編集、保健指導などに従事。ハーブやスパイスを使った創作家庭料理が得意。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く