たるんだ二重顎、ぼやけた顔の輪郭をシュッと引き締め!顎下の広頚筋ストレッチ
顎のラインがぼやけてきた、二重顎が気になるという方必見の、アゴラインをすっきりさせるストレッチをご紹介します。ポイントは、ほぐしてから伸ばすの2ステップ。
顎下にある筋肉はほぐしてから伸ばすのがコツ
顎のラインをつくる筋肉のひとつに、広頚筋(こうけいきん)という筋肉があります。
これは、首の前部の皮膚のすぐ下にある筋肉で、通常の筋肉と違い膜のように薄い筋肉。歯を食いしばって、「いーっ」をしてみたときに、首に縦筋が浮かび上がるあたりが、広頚筋です。
この筋肉と、顔の筋肉(表情筋)がバランスよく引き合うことで、キュっと引き締まった顎ラインができます。しかし、加齢により筋肉が弱ったり、食いしばり等で両者の筋肉のバランスが崩れると、顎ラインが崩れてしまう原因になります。
広頚筋のバランスを整えるには?!
顎下の広頚筋は、他の筋肉と違い膜のように薄いため、強い刺激は控えた方が良さそう。ゴリゴリとほぐしたりすると、逆に筋肉をたるませてしまう原因になるともいわれています。
効果的にバランスを整えるためには、優しくほぐして、優しくストレッチしていくの2ステップで取り組むのがコツですよ!
1)顎下をほぐす
顎の下に両親指を入れて、左右に揺らす
2)鎖骨をほぐす
中指と薬指で鎖骨を挟み鎖骨に沿ってほぐす
3)ストレッチ
顎と、鎖骨の下に手を置き、引っ張るようにストレッチする
ほぐす→ストレッチの2ステップを行うことで、広頚筋のストレッチが効果的に入るだけでなく、顔周りの血流がアップしたり、リンパが流れたり、食いしばりを緩めたり、嬉しい効果がたくさん期待できます。化粧水や乳液をつけるタイミングで、毎日の習慣にしてみましょう!
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AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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