ベビーリーフのベストな洗い方「ザルだと汚れが取りきれない」「洗うとぐちゃぐちゃに…」解決策は?
サラダなどに使うと彩りが鮮やかでおしゃれに仕上がるベビーリーフ。使う前に洗うとき、ザルだとゴミが取りきれずきれいに洗えないな…と思ったことはありませんか?この記事では、ベビーリーフに入っている野菜の種類とベストな洗い方をご紹介します。
ベビーリーフにはどんなものが入っているの?
ベビーリーフをよく見てみると、いろんな種類の葉が入っていますよね。そもそもベビーリーフとは野菜やハーブの若い葉っぱを詰め合わせたもので、メーカーによって入っている種類が異なります。では、ベビーリーフにはどんな野菜が入っているのかご存じでしょうか?ここではベビーリーフの中に入っている代表的な野菜やハーブの種類を解説します。
・レッドビート
鮮やかな赤い茎が特徴で、根の部分はロシア料理のボルシチなどに使われる緑黄色野菜です。別名「食べる輸血」とも言われるほどビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
・ルッコラ
ゴマに似た風味とほんのりとした辛みや苦味が特徴のハーブです。生のままサラダに使われることもありますが、炒め物にしてもおいしいです。
・ターサイ
白菜やチンゲン菜の仲間で、シャキシャキとした食感がおいしい中国野菜の一種です。ベビーリーフに入っているターサイの幼葉は、丸い形の葉でパリッとした軽やかな食感が特徴です。
・水菜
京都の伝統野菜としても有名で鍋料理などにも大活躍の水菜。とげとげとした形の葉をしており、シャキッとした食感とほんのりとした苦味が特徴です。
・ピノグリーン
小松菜の幼葉で、くせが少なく食べやすいのが魅力の野菜です。濃い緑色でふんわりとやわらかい葉とシャキシャキの茎はサラダにぴったりです。
・ロメインレタス
シーザーサラダなどにも使われる、鮮やかな緑色と丸い形の葉が特徴の野菜です。サクッと歯切れのよい食感と柔らかな緑色で、料理がよりおいしそうに仕上がります。
・オーク
葉全体が大きくギザギザしているレタスの仲間です。緑色のオークと鮮やかな赤紫色のレッドオークがあり、ナッツのような香ばしい香りとふんわり柔らかな食感が魅力です。
・エンダイブ
葉のふちが波状にギザギザとした形が特徴的なキク科の野菜です。シャキシャキとした食感とほろ苦い葉が全体の味にアクセントを与えてくれます。
ベビーリーフは「ため洗い」で洗うのがベスト!
ベビーリーフは小さな葉がたくさん入っているため、少し洗いにくくゴミを取りきるにはコツが必要です。ここからはベビーリーフのベストな洗い方をご紹介します。
1.大きなボウルやバットに水をためる
まずはたっぷりの水をためられる大きなボウルやバットを用意します。そこに水を張り、ベビーリーフを入れてください。この時まだザルは使用しません。たっぷりの水に浸すことで細かいゴミが上に浮いてくるので、それを取り除きましょう。
2.冷たい水に浸す
水がきれいになるまで洗ったら、洗ったベビーリーフを冷たい水に2〜3分ほど浸します。柔らかい葉が多いベビーリーフは、冷たい水につけることでシャキッとした食感になります。
3.水切り
ザルもしくはサラダスピナーでしっかりと水気を切ります。表面の水気をしっかりと切ると長持ちにもつながりますよ。
ベビーリーフを長持ちさせる保存方法
ベビーリーフは野菜やハーブの若い葉が詰め合わされたものなので、もともと傷みやすいのも特徴です。買ったまま冷蔵庫で保存すると気づいたら葉が変色していたり葉の周辺が溶けてしまっていたということはありませんか?
ベビーリーフを少しでも長持ちさせるには、まず上で説明したとおりにしっかりと洗って水気を切ります。洗ったベビーリーフをキッチンペーパーなどで包み、箱型の保存容器などに入れて保存しましょう。キッチンペーパーで包むと乾燥を防ぎ、食感を保ちやすくしてくれますよ。ただし、長持ちするといっても2〜3日ほどで変色が始まってしまうので、なるべく早めに食べきりましょう。
まとめ
ベビーリーフはさまざまな野菜やハーブの小さく柔らかい葉を詰め合わせたもので、包丁などを使わずにそのまま食べられるのが魅力です。洗う時はたっぷりの水にさらすようにするとごみが取れやすくなりますよ。洗った後は水気をしっかり切ってキッチンペーパーに包んで保存容器に入れると長持ちするので、ぜひサラダや料理のトッピングに活用してみてくださいね。
参考サイト:
AUTHOR
野口久美子
管理栄養士/調理師。大学卒業後、保育園栄養士と食品開発の仕事を経てフリーに転身。現在は子育てをしながらライターとしてレシピ紹介や栄養に関する分野でコラムを執筆している。
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