「その洗い方、ちょっと待って」間違えている人が多い!いちごをおいしく食べるための「正しい洗い方」

 「その洗い方、ちょっと待って」間違えている人が多い!いちごをおいしく食べるための「正しい洗い方」
photoAC
広田千尋
広田千尋
2023-12-05

冬から春の時期が旬であるいちご。何気なく洗って食べているかもしれませんが、いちごのおいしさをムダにしない洗い方をご存じですか?今回はいちごをおいしく食べられる、正しい洗い方と食べ方を紹介します。

広告

その洗い方、ちょっと待って!NG洗い方2つ

いちごのNG洗い方
photo by photoAC

いちごの洗い方について、まずは見直したいNG洗い方を紹介します。

NG洗い方1.ヘタをとってから洗う

いちごのヘタをとってから洗うと、切り口から水分を吸ってしまうため、水っぽくなってしまいます。また切り口から水溶性のビタミンCが流出しやすくなるため、栄養素も減る恐れがあります。

NG洗い方2.保存する前に洗う

買ってきたいちごを保存する前に洗ってしまうと、水分がついてしまうため傷みやすくなります。いちごは水分が多く、特に傷みやすい繊細な果物のため、水分がつかないように保存しましょう。

いちごの正しい洗い方

いちごの正しい洗い方
photo by photoAC

いちごをおいしく食べられる正しい洗い方は、先ほどのNG洗い方を避ければOKです。詳しく見てみましょう。

OK洗い方1.ヘタがついたままやさしく洗う

いちごはヘタがついたまま洗います。水をはったボウルに入れて、やさしく洗いましょう。強くこすったり、勢いの強い流水にあてたりすると、実が崩れやすくなり、おいしさが逃げる恐れがあります。

OK洗い方2. 食べる直前に洗う

いちごは食べる直前に洗うようにすると、水分がついて傷んだり、やわらかくなったりするのを防ぎます。

知ってると得する!いちごのおいしい食べ方

いちごのおいしい食べ方
photo by photoAC

そのまま食べてもおいしいいちごですが、さらにいちごを楽しみたいときは、おいしい食べ方を試してみませんか?

ヘタ側から食べる

いちごの中でも一番甘いのは、先端の部分です。ヘタ側から食べることで、甘みの強い先端側を最後に食べられるため、最後までおいしく食べられます。

常温に戻して食べる

いちごは冷たいままだと甘みを感じにくくなります。冷蔵保存している場合は、食べる前に常温に戻してから食べるようにすると、いちごの甘みを感じやすくなり、よりおいしく食べられます。

洗い方や食べ方は、やりやすい方法やお好みの方法があるかもしれませんが、いちごのおいしさを存分に味わいたいときは、今回紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。

広告

AUTHOR

広田千尋

広田千尋

管理栄養士。病院や保健センターなどで幅広い年代の栄養サポートに携わった後、フリーランスとして活動を開始。現在はコラム執筆を中心に、レシピや献立の提案なども行っている。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

いちごのNG洗い方
いちごの正しい洗い方
いちごのおいしい食べ方