内ももの衰えが下半身太りの原因!【たった10回】寝たまま内ももを鍛えられる下半身痩せエクサ

 内ももの衰えが下半身太りの原因!【たった10回】寝たまま内ももを鍛えられる下半身痩せエクサ
AdobeStock
須藤玲子
須藤玲子
2024-03-10

お尻や太もも、腰まわりのたるみが気になる人、以前はあったのに、気づいたら太ももの隙間が消えていた…。今回は、そんなあなたにおすすめ!下半身をスッキリさせるエクササイズのご紹介です。ポイントは内ももの筋肉、内転筋を刺激することです。寝たままできるので、体力に自信のない人でも無理なくできますよ!

広告

内転筋を鍛えるメリット

内転筋とは、脚を閉じる動き(内転)に関わるいくつかの筋肉の総称です。その多くは恥骨に付いているため、骨盤や股関節の動きや安定性とも大きな関わりがあります。鍛えることでどんなメリットがあるのかチェックしてみましょう!

内転筋
イラストAC

1下半身全体が引き締まる
内転筋をしっかり使えるようになると、太腿の張りも解消されます。外に広がってたるんだお尻も引き締まるため、下半身全体がスッキリします。

2脚の形がキレイになる
X脚やO脚の矯正にも効果的。脚のラインが綺麗に整うため、脚長効果も期待できます。

3骨盤が安定し姿勢が整う
内転筋が鍛えられると、骨盤がブレなくなり安定します。下半身だけでなく上半身も整いやすくなるため、綺麗な姿勢が保てるようになります。姿勢が整うことで、運動のパフォーマンスが上がるため、ダイエットのためのエクササイズ効果もUPします!

4お腹が引き締まる
内転筋はお腹のインナーマッスルと繋がるため、鍛えることで体のコアな部分にも刺激が伝わります。内臓の下垂を防ぎ、たるんだお腹を引き締める効果も期待できます。

たった10回!寝たまま内転筋を鍛える下半身痩せエクサ

やり方

1)左側を下にして、横向きで寝る。左腕を枕に、右手は体の前の床につく

右脚を伸ばし左脚を曲げて右側を下にした横向き寝の体勢
Photo by Reiko Sudo

2)左のつま先を前に向けて膝を伸ばし、右足は膝を90度程度に曲げて、体の前の床につける

3)左膝を伸ばしたまま脚の上げ下ろしをゆっくり10回繰り返す(左脚の内転筋を意識して行う)

右側を下にした横向き寝の体勢で右脚を上下に動かす内転筋エクササイズ
Photo by Reiko Sudo

4)体の向きを変え、右脚の上げ下ろしも同様に行う

ポイント

膝が曲がらないように、内腿を意識しながら脚を上下に動かします。腕や肩、上半身に力が入らないように注意しましょう。
リラックスして深い呼吸と共にゆっくり行うことが大切です。体勢がつらい場合は、前に出す脚の膝の位置を下げ、角度を緩めて負担を軽減します。

左膝の位置を下げて角度を緩めた右向きの横向き寝の体勢
Photo by Reiko Sudo

内転筋が衰えていると脚が思うように上がらないかもしれませんが、できたら腰の高さまでUP。きつい場合は、低くても構わないので、無理のない範囲でやってみましょう!

広告

AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

内転筋
右脚を伸ばし左脚を曲げて右側を下にした横向き寝の体勢
右側を下にした横向き寝の体勢で右脚を上下に動かす内転筋エクササイズ
左膝の位置を下げて角度を緩めた右向きの横向き寝の体勢
内ももの衰えが下半身太りの原因!【たった10回】寝たまま内ももを鍛えられる下半身痩せエクサ