秋に月光浴をするとよい理由|アーユルヴェーダ的秋の過ごし方

 秋に月光浴をするとよい理由|アーユルヴェーダ的秋の過ごし方
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HIKARU
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2018-09-24
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真夏に控えていた運動を再開するのに最適な季節

秋は一番どん底にいた真夏から少しずつ山を登り始めて、ちょうど中腹あたりにいるので、体力は中程度です。猛暑の間に控え目にしていた様々な運動を、そろそろ再開したい時期なのです。朝晩も涼しく過ごしやすい季節ですから、街路樹や近所の公園、神社仏閣などの木々を眺めながらのウォーキングなど、屋外での運動は楽しみも倍増します。味覚だけでなく、季節の移り変わりを視覚や聴覚、嗅覚を通して感じ取ることは、きっと心地良いひと時となることでしょう。この時期から運動量を少しずつ増やしていき、筋肉をつけておくことが冷えの予防となり、寒い冬を快適に過ごすことへの準備にもなります。

食後に、発汗がすすむほどの運動は消化の妨げになるためおすすめできませんが、のんびり、ゆっくりの散歩は、消化促進につながります。また食後に寝てしまうのも消化の妨げになるために、3時間ほどは起きている必要があります。秋の味覚を食べ過ぎてしまった時などは特に、家事程度の動きできしたら消化も促進され、同時に、食後に起こる眠気覚ましにもなります。天気の良い夜には、夕食後の散歩がおすすめです。宵の口の月の光を浴びることは、夏の間に蓄積された火のエネルギー“ピッタ”を鎮静させ、快適な睡眠の手助けとなり、健康を保つことにつながります。(ピッタについては”食欲の秋を楽しめないのはピッタのせい?”にてご紹介しています)ただし、深夜の月は健康を害すると考えられているので気をつけましょう。

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