【プリン体クイズ】かずのことたらこどっちが多い?尿酸値が高い人が知るべき意外な事実|栄養士が解説

 【プリン体クイズ】かずのことたらこどっちが多い?尿酸値が高い人が知るべき意外な事実|栄養士が解説
canva
中村友也
中村友也
2024-02-08

摂りすぎないほうがいいと言われることが多いプリン体、魚卵に多く含まれているイメージが強いかと思いますが、魚卵なら何にでもプリン体がたくさん含まれているのでしょうか? この記事では、魚卵の中でも食べる機会の多いかずのことたらこのプリン体の量の比較と、そもそもプリン体とはどういうもので本当に危険な成分なのかについて管理栄養士目線で紹介していきます。

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プリン体とはどういうもの?

プリン体とは、細胞の核に存在する核酸を構成する主成分で、アデニンやグアニンなどの成分として存在しています。この核酸という成分はほとんどの生物が持っている成分であるため、プリン体もあらゆる食品に含まれています。その中でも、魚卵は卵が密集した食材であるため、細胞の数が多くプリン体も多い傾向にあります。ちなみに、プリン体は体内の代謝や細胞の増殖に必要なため、基本的に避ける必要のある成分ではありません。

プリン体は危険?

プリン体は、体内で尿酸という成分に分解され尿と一緒に排泄されるため、基本的に危険性はありません。しかし、プリン体の多い食事を続けたり、慢性的に飲酒量が多かったりすると、尿酸の排泄が滞り高尿酸血症という状態になります。

高尿酸血症が続くと、尿酸が血中で結晶化し関節に痛みが出る痛風を引き起こすため、プリン体を多く含む魚卵の摂取量や、飲酒量には注意が必要です。

かずのことたらこ、どちらのほうがプリン体が多い?

同じ魚卵ですが、かずのことたらこはどちらのほうがプリン体が多いのでしょうか?

2つの食品を比べてみると、かずのこは100gあたりのプリン体量が21.9mg、たらこは100gあたり120.7mgと、たらこのほうがプリン体を多く含んでおり、含有量も大きく異なっていることがわかります。

たらこ
かずのこは100gあたりのプリン体量が21.9mg、たらこは100gあたり120.7mgと、たらこのほうがプリン体を多く含んでいる。 photo by canva

かずのこに含まれている栄養素とは?

かずのこは、かずのこに含まれるタンパク質を構成するアミノ酸のバランスが良く、肉や乳製品と同じバランスになっているため、栄養価が高いと言えます。また、魚卵の中ではコレステロールの量が少ない点も魅力です。

たらこに含まれている栄養素とは?

たらこは、高タンパク、低糖質の食品です。また、他の魚卵に比べてカロリーも低いという特徴があるため、プリン体は多めの食品ですが良い点もたくさんあります。ただし、塩分も多い食品のため、血圧の高い方などは摂取量に注意が必要です。

まとめ

プリン体の多い食品である魚卵のうち、かずのことたらこの比較と、プリン体そのものについて紹介してきました。魚卵と一括りにしても、プリン体の量には大きな差があることがわかりました。

プリン体は身体に必要な成分でもあるため、普段から気にしすぎる必要はありません。ただし、尿酸値が高いと言われた方や、お酒を飲む習慣がある方は痛風を引き起こす可能性があるため、食品の選び方に気をつけてみてください。

参考;

プリン体とは 厚生労働省

プリン体含有量 

かずのこの栄養素

たらこの栄養素

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AUTHOR

中村友也

中村友也

フリーランス管理栄養士。 私立大学の管理栄養士養成課程を卒業後、新卒で高度急性病院で栄養管理、栄養指導に従事。栄養指導件数は300件以上。その後独立しフリーランスへ。 現在は管理栄養士としての知識や経験を活かし、ライターとして健康、栄養ジャンルの記事を執筆。 また、自身の体験を元にしたブログの運営やコミュニティの代表も務めている。



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