胸痩せせずキレイに痩せる!バストアップしつつダイエットを成功させる方法とは?
女性らしいボディラインは残したままスリムになりたい…。女性なら誰しもが王思っていると思いますが、バストは脂肪なので食事制限をしすぎると胸から痩せてしまいます。今回はバストアップして女性らしいボディラインを残したまま痩せられる方法をお伝えします。
ダイエットで胸が痩せてしまうのはなぜ?
ダイエットするとなぜ胸まで痩せてしまうのか。まずはその理由を知っておきましょう。
運動による脂肪燃焼
女性の胸はその大部分が脂肪です。ダイエット中、体の特定の部分についた脂肪だけを優先して減らしたり維持したりすることはできないため、ダイエットのための運動で全身の脂肪が減ると胸の脂肪も減ってしまい、サイズが小さくなってしまいます。
過剰な食事制限
とにかく痩せたいからと過剰な食事制限していると、必要な栄養が不足してしまいがちです。その結果、胸の筋肉が減ったりホルモンバランスが乱れたりすることで、胸のボリュームが減ってしまうケースもあります。
バストアップしながら痩せる方法
今回は、バストアップのために鍛えると効果がある大胸筋と広背筋のトレーニングをご紹介します。この2つは体の中でも大きな筋肉。大きな筋肉を鍛えると基礎代謝量が上がり、痩せやすい体になるので一石二鳥です!
大胸筋トレーニング
大胸筋は胸のあたりに広がっている大きな筋肉で、クーパー靭帯とともに胸の支えとなっています。この大胸筋を鍛えると胸の位置を高くキープでき、ボリュームアップして見えます。さらに、大きな筋肉である大胸筋を鍛えると代謝が上がり痩せやすい体になるというメリットもあります。
大胸筋を鍛えるトレーニングとして代表的なものはプッシュアップ(腕立て伏せ)です。ひざをついても構わないので、10〜20回程度を目安に、ダイエットのための運動として取り入れてみましょう。
ちなみに、筋肉は主にたんぱく質からできており、脂肪は脂質からできています。 両者はまったくの別物であるためどんなに鍛えても脂肪が筋肉に変わることはありません。すなわち、通常の強度で行なっている限り、筋トレで胸が硬くなってしまう心配はありません。
<やり方>
1)うつ伏せの状態から、両手の指先4本をそろえて親指と離し、顔の下に両手でひし形をつくる
2)大胸筋を意識しながら両手の平でマットを押し、上半身を上げる
3)2)を20回繰り返す
4)1)の状態から両手を肩幅に開き、膝をつく
5)大胸筋を意識しながら両手の平でマットを押し、上半身を上げる。
6)5)を20回繰り返す
広背筋トレーニング
女性の場合、胸の重みに引っ張られて体の重心が前に偏りやすいです。さらに、スマートフォンやパソコンを長時間使う方は、なおさら前屈姿勢で体が固まってしまいがちで、この猫背の状態が胸のサイズダウンを招くことも考えられます。
こうした事態を防ぎ、美しくボリュームのある胸を作るために鍛えたいのが背中の筋肉です。背中の筋肉がきちんと働いていれば胸を張った姿勢が自然に取れるので、胸も上向きになります。
自宅で簡単に背中の筋肉・広背筋(こうはいきん)を鍛えられる筋トレは、バックエクステンション(上体反らし)がおすすめです。
<やり方>
1)うつ伏せの状態両手を後ろ位伸ばし、足先と肩を持ち上げる
2)2呼吸キープし、息を吐きながらうつ伏せに戻る
3)両手で両足先を掴み、息を吸いながら足先を後上げる
4)2呼吸キープし、息を吐きながらうつ伏せに戻る
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
魚澄トモ
ヨガ講師・アーユルヴェーダセラピスト・グラフィックデザイナー。20代にデザイナーとして長時間のデクスワークが続き、身体を壊したことで、30代にヨガと出会う。ヨガで体調が良くなっただけでなく、それまで何をしても治らなかったO脚が改善し、気にしていた下半身が自然にスッキリ、更に精神的な豊かさも感じられるヨガに魅了されヨガ講師として活動開始。40代でアーユルヴェーダのを深く学び、体質別の食生活アドバイスを踏まえたストレスフリーのダイエットメソッドを考案。キレイに痩せるをテーマにダイエットヨガを発信している。
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