18キロ減で注目を浴びる、69歳オプラ・ウィンフリー|痩せた生活習慣、減量薬の使用について語る
トークショーの司会者、オプラ・ウィンフリー(69歳)は、12月6日にロサンゼルスで行われたミュージカル映画『カラーパープル』のプレミアに美しいボディラインを強調したドレスで登場した。69歳にして、なんと18キロという驚きの減量に成功したのである!
30年以上、ダイエットとリバウンドを繰り返してきた
オプラ・ウィンフリー(69歳)は長年リバウンドとダイエットを繰り返してきた。1992年、あるタブロイド紙の表紙を「オプラ:体重コントロールできない悲劇的な理由」という見出しが飾り、当時人気上昇中だったオプラ・ウィンフリーの見苦しい姿を掲載した。その翌年、同紙は、彼女が急速に減量すると「減量詐欺師」と見出しを掲載した。それから30年以上にわたり、彼女の体型はメディアの執拗な関心となってきた。
“活動的でいること”が減量の要因
先日、オプラ・ウィンフリーは自らが製作総指揮を務めたミュージカル映画『カラーパープル』のプレミアに登場し、「エンターテインメント・トゥナイト」のインタビューにいかにして減量を成功させたのかを語った。「ひとつではなく、全てよ」と告白し、「減量を開始してから行ったライフスタイルの変化の非常に重要な部分は“活動的でいること”。今日もランニングマシーンで歩いてきた」と付け加えた。
運動は好きではないけれど続けてきた
オプラは「常に運動が自分の人生において重要な役割を果たしている。運動は好きではないけれど、無理をして運動をしている」と告白したことがある。2017年、彼女は自宅ジムで運動することから1日を始めると週刊誌「ハリウッド・リポーター」に次のように語った。「クロストレーナーで20分、ランニングマシーンで30分歩く。(中略)それから腹筋をするの。最後に10~20分のウォーキングか座禅でクールダウンするのが好き」と語った。
それから3年後、2020年の米NBC朝のニュース番組「トゥデイ」に次のように語っている。「今でも運動が大嫌い。でも、まだ続けているわ。誰もがいつかは運動を好きになると願っている。でも、好きになれなかったとしても、(心身に)必要だと感じることをすることで、気分や調子が良くなるのだと思う」と述べた。2021年の膝の手術後、彼女の健康状態が改善し始めた。
生活全般を見直し、より強く健康で生き生きした気分に
現在のルーティンについては次のように語っている。「膝の手術後、ハイキングを始め、毎週新しい距離目標を設定した。最終的には、毎日4–8キロ毎日、週末には16キロのハイキングができるようになったわ。ここ数年で感じたことのないほど、強く、健康で生き生きとした気分だった。1日の最後の食事は16時に食べ、1日に約4リットルの水を飲み、減量プログラムの「ウェイト・ウォッチャーズ」でポイント計算をしている。減量薬も気になっていたけれど、自らダイエットする意志の強さを証明しなければならないと感じたの。」
体重維持のツールとして減量薬も使用
2022年7月に収録され、9月にオンライン公開された「The State of Weight」という体重に関する専門家や臨床医とのパネルディスカッションをきっかけに、オプラは減量薬を使用することにしたという。
オプラはこのディスカッションで、自らと観客が「驚きの瞬間」を迎えたという。これまで体重増加を自己責任としてきたが、「私は太りすぎを責めてきたが、実は制御できない先天的な傾向がある。肥満は病気であり、意志力の問題ではなく脳の問題だ」ということに気がついたのだ。彼女は、科学的な事実に納得した後、医師に相談し、減量薬が処方された。オプラは、リバウンドを避けるためのツールとして必要な時に使用していると述べ、具体的な薬の名前は言及していない。
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山口華恵
翻訳者・ライター。大学卒業後、製薬会社やPR代理店勤務を経て10年間海外(ベルギー・ドイツ・アメリカ)で暮らす。現在は翻訳(仏英日)、ライフスタイルや海外セレブリティに関する記事を執筆するなど、フリーランスとして活動。趣味はヨガとインテリア。
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