アラフィフセレブも基礎代謝の低下を実感中…シャーリーズ・セロンとサルマ・ハエックが実践した対策は
40代後半〜50代ともなると、「運動しても痩せない」「ちょっと食べると太ってしまう」など感じることがあるはず。それはセレブたちも同じ。2人のセレブが、基礎代謝の低下に危機を感じて続けていることをご紹介。
「体を柔軟にしたい」「心を整えたい」などヨガにトライする理由は人によっていろいろ。とはいえ「痩せたい」「基礎代謝をあげたい」というのが動機の1つ、という声も多い。年を重ねるにつれて代謝が下がってきていると実感、できればそれを少しでもアップさせたいと願っている人も多いのではないだろうか。
ハリウッドセレブたちも年をとると基礎代謝の低下を実感しているよう。シャーリーズ・セロンが赤裸々に語っている。シャーリーズといえば2003年、28歳のときに出演した映画『モンスター』で約14キロ増量して連続殺人犯を熱演、アカデミー賞主演女優賞を受賞した。そしてそれから15年後、2018年には23キロ、つまり前回以上に体重を増やして『タリーと私の秘密の時間』に出演。三児の母を演じた。
最近雑誌『アリュール』のインタビューでシャーリーズは「もう二度ととそういう役作りはしない」と断言。「絶対に『了解、役のために20キロ増量する』なんてことは言わない。体重が落とせないから」。シャーリーズによると「『モンスター』のときはあっという間に落とせた。一晩くらいでね。3食抜いたら普通の体重に戻る感じ」。さすがに一晩ということはないだろうが簡単に戻せたと強調している。しかし『タリー〜』ではそうはいかなかった。あまりにも体重が落ちなくて病院に行ったほど。「体重が減らないから死ぬんだと思う、って医者に言ったのを覚えている」とシャーリーズは振り返っている。そのときの医者の答えが容赦ない。「『落ち着きなさい、あなたは40代なんですよ。新陳代謝が前とは違うんだ』って言われた。誰もそんなこと聞きたくないよね」。ちなみに23キロ落とすのに1年半かかったという。タンパク質と野菜中心の食事に、ヨガもしくはスピンのクラスをほぼ毎日受けて元の体型に戻した。
シャーリーズと似た経験をしているのがサルマ・ハエック。ハイブランド「グッチ」の創業者一族の興亡を描いた映画『ハウス・オブ・グッチ』で占い師を演じるために体重を増やしたそう。でも増えた分はなかなかもとに戻らず「いつまでもカフタンみたいなゆるい服を着ていた」と話している。「全然痩せない。あっという間に太るのに痩せるのにはものすごく時間がかかる」。
ちなみにサルマも今は見事なボディに戻し、インスタグラムでは度々ビキニ写真を披露している。サルマは体重を落とせた理由について「みんなはエクササイズの成果だと言っているけれど、私は瞑想のおかげだと思っている」とテレビ番組で語っていた。「公園を散歩するのが私にとっての瞑想」「運動は私にはきつすぎる。自分を律してエクササイズするのはとても大変」。本当に散歩という瞑想だけで体重が落とせるかどうかは別として、代謝の低下は万人に平等に訪れること。ハリウッドセレブだって悩んでいるのだから、日々体を動かして代謝キープに努めたいもの。
出典:Charlize Theron Won't Gain Weight for Roles Anymore: 'I Will Never Do It Again'
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AUTHOR
長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
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