【骨盤の歪みを改善したい人】歪みの原因は内ももの硬さ?骨盤調整が叶う内転筋ストレッチ


股関節の硬さを感じたり、内ももを伸ばす動きをすると突っ張る感じがある方は「内転筋」が硬くなっているかもしれません。内転筋は骨盤と密接な関わりがあり、「骨盤調整」において非常に重要な筋肉です。本日は内転筋の柔軟性を上げ、骨盤の歪みを改善していくためのストレッチをご紹介します。
そもそも内転筋とは?
内転筋は「恥骨筋(ちこつきん)」「大内転筋(だいないてんきん)」「小内転筋(しょうないてんきん)」「薄筋(はっきん)」「長内転筋(ちょうないてんきん)」「短内転筋(たんないてんきん)」の6つの筋肉で構成された「内転筋群(ないてんきんぐん)」と呼ばれています。主な働きとしては、「股関節内転」といい脚を中心向かって閉じたり、内側に寄せる動きに関与しています。

内転筋の硬さと骨盤の歪みの関係性
内転筋と骨盤の関係性は、内転筋がどこからどこに付着しているかを見てみると分かりやすいです。内転筋は、骨盤を構成する〈恥骨・座骨付近〉から太ももの骨に向かってくっついています。ということは、内転筋が衰えて硬くなってしまうと骨盤のポジションが本来のポジションからズレてしまう原因の一つに。また内転筋は骨盤底筋群とも連動していて骨盤を下から支える働きもしているので、内転筋が衰えてしまうと骨盤の安定性が保ちづらくなる可能性が高いことから骨盤調整のためにはまず硬くなった内転筋の柔軟性をアップさせることが大切になってきます。

みるみる内ももの柔軟性UP!骨盤調整が叶う〈内転筋ストレッチ〉
やり方
①四つばいからスタートします。

②四つばいから右足を真横に開き、かかとを床におろしつま先を天井に向けます。脚の付け根からぐるっと股関節を外側にねじるように動かすのがポイント。

③腰を丸めてしまうと内ももが伸びないので、お尻をプリっと後ろに突き出すようにしながらお尻をかかとにおろします。この時、横に伸ばしている脚のかかとで床を力強く押すようにしましょう。そうするとより内ももに刺激が入る感覚が掴めます。反対側も同様に行いましょう。

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