POSE & BODY
夏バテ対策は消化力のケアから始めよう|アーユルヴェーダ的夏の過ごし方
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食後3時間以内の入浴は消化力を低下させる
また、食後の過ごし方にも少し目を向けてみてください。一食が消化されるまでには約3時間かかると言われています。食事を消化している時間中に運動、入浴(ぬるめのお湯でサッと汗を流す程度のシャワーはOK)のような発汗が進む行為、そして寝てしまうことは消化の妨げとなり、未消化物を作ってしまいます。食事がうまく消化されれば体の組織作りにつながりますが、未消化物とは体内に留まる毒素のことで、アーユルヴェーダではこの未消化物がほとんどの不調や病気の原因であると考えられています。食後は食べ過ぎなかったとしても、安堵感があり、少し眠気も感じられます。家での食事の後はついついソファなどで寝てしまうこともあるかと思いますが、眠気覚ましに食後は食器を片付けたり、ゆっくり家事をしながら過ごしてみてください。外食の時は運動にならない程度の、のんびり散歩をするのも良いですね。
一日の中でも消化力の程度は変化します。ガッツリ食べて精力をつける食事はどうも夕食に回しがちですが、夜は一番消化機能が低下する時間帯です。うまく寝付けない、途中で起きてしまう、悪い夢を見るのは、夕食がまだうまく消化されてないからかもしれません。次の日の朝の寝起きや朝食が美味しく食べられるかどうかも、前の日の夕食がうまく消化されているかどうかで決まってきます。夕食の時間が遅くならないように、そして腹八分目を守ることをおすすめします。
一食が消化されて体のすべての組織に到達するには、一週間かかると言われていますので、これらの消化力のケアを、ぜひ一週間続けてみてください。来週の今頃には、みなさんの元気がよみがえって来ていますように!
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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