専門家が教える!自分で作れる家庭薬「ナチュラル・レメディ」20選

 専門家が教える!自分で作れる家庭薬「ナチュラル・レメディ」20選
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13. 口臭に効くナチュラルレメディ

クローブと、フェンネルかアニスシード2,3粒を口に入れ、数分間かむ(その後吐き出す)。「これらはみんな殺菌作用があって、臭いの原因となっている口の中の細菌とたたかってくれます」とマーロウは言う。息がニンニク臭くなってしまったときのための方法もある。パセリかミントを少しずつかじればよい。これらのハーブには、ニンニクに含まれるポリフェノール化合物を酸化させる酵素が含まれていて、それによって臭いの成分が中和されると『Journal of Food Science』が報告している。
 

眼精疲労
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14. 眼の疲れに効くナチュラルレメディ

眼はおそらく感覚器官の中でもっとも酷使されているものだ。コンピュータの前で長時間過ごしたり、夜遅くまで起きていたりした後では、眼に疲れを覚えることが多いだろう。オーガニックのバラの蒸留水を2プッシュ、眼に向けてスプレーする。これで炎症を軽減し、リフレッシュさせることができる。そう教えてくれたのはカールソン。「アーユルヴェーダ医療では、バラは冷やす作用を持つもの。赤く熱を持ってしまった眼に効きます」彼女は言う。


15. お腹のガスに効くナチュラルレメディ

ジンジャーティーを1杯飲めば、お腹の張りが楽になる。生姜が胃腸系をリラックスさせてくれるため、ガスが減るのだ。新鮮な生姜を用意して、2,3枚スライスする。沸騰したお湯で5分間煮出す。できたお茶を冷まして、少しずつ飲む。ガスの発生をあらかじめ予防する方法もある。「豆のようなガスを発生させる食べ物を食べる10分ぐらい前に、何か苦いもの、たとえばリンゴ酢をショットグラス1杯、あるいはルッコラをひとつかみ程度、飲んだり食べたりするといいでしょう」とマーロウ。「味覚受容体は苦い食べ物を感知すると、胃にたいして消化酵素や胆汁、胃酸などをより多く製造するよう刺激を送ります」もし消化系がうまくはたらいてくれれば、食べ物をよく消化できるし、ガスが発生することも少なくなる。


16. 首の痛みに効くナチュラルレメディ

このコブラのポーズの変化形を試してほしい。「首と頭、背中の上部を一体化させることで強化し、筋肉の緊張をやわらげる機能的な動き」と教えてくれたのはテリノーニ。腹ばいの状態からスタートする。両手は胸の脇に、おでこは下につけておく。息を吸って、両手を引き、顔と胸を持ち上げて、痛みはないが挑戦のしがいはあるぐらいの高さまで持っていって、その位置でキープする(5〜10センチほどしか胸は持ち上がらないかもしれない)。息を吐いて、胸を半分だけ下ろし、顎を引く。息を吸って、両手を引き、顔と胸をもう一度持ち上げる。息を吐き、床まで胸を下ろす。顔を左に向ける。このシークエンスを繰り返し、最後に顔を右に向けて1ラウンド完了。テリノーニは、5ラウンドを1日1回やるところから始めて、最低2週間ぐらい続けるようすすめている。強くなってきたのを感じられるようになったら、5ラウンドを1日2回に増やしていくよう提案してくれた。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Translated by Miyuki Hosoya



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