ビキニの女王、58歳エリザベス・ハーレイ|食べ物の半分を野菜に?外見も内面も美しくあり続ける秘訣
英語のことわざに、「美しさは皮一重にすぎない(Beauty is but skin-deep)」という言葉がある。映画『オースティン・パワーズ』シリーズのヒロイン役など、圧巻のボディとセクシーさが印象的なモデルで女優のエリザベス・ハーレイだが、彼女の美しさは外見だけではない。人一倍健康や食事に気を使い、さらに新型コロナウィルスをきっかけに、健康に対する意識がさらに高まったという。
外見も内面も美しくあり続ける秘訣とは?
自然の中に身をおく
現在58歳のエリザベス・ハーレイは、米メディア「E!ニュース」とのインタビューで、最高にリラックスできる瞬間は“庭でガーデニングをする時間”だと明かした。「庭仕事をしていると、体を伸ばしたり、体を曲げたり、良いストレッチになっていて、それが心と体の両方に良いと感じています。ジムに行くのはあまり好きではありませんが、長時間散歩に出かけるのは好きです。ほとんど常に外に出かけています。自分が健康に感じるときは、見た目も健康的なるものです。ソファに寝そべってテレビと見ながらポテトチップを食べるのではなく、良い食事をとり、しっかり運動をしていると肌も自然と輝き出します」と語った。
食事には人一倍気を使い、果物と野菜をたくさん摂るように心がけている。「私が実行した最も変革的なことのひとつは、食べるものの50%を野菜にすること。朝食にトーストを1枚食べるなら、リンゴも食べるといいと思います」と説明している。
「健康」を第一優先に考える
「過去数年間、私たちはみんな健康に対して非常に注意を払ってきました」とエリザベス・ハーレイは指摘する。「私たちは皆、新型コロナウィルスを恐れました。そして、新型コロナウィルスがきっかけで私たちは健康にもっと意識を向けるようになりました。自分自身を最高のコンディションに置かなければならないことに多くの人が気づいたのです。私たちはより健康的な生活を送る必要があります。もっと体を動かし、もっと運動し、健康的に食べ、アルコールを控え、早く就寝するようにし、自分なりのリラックス方法を学び、自分自身と愛する人たちを思いやることを学ばなければなりません」と述べた。
社会貢献活動で周りや社会も健康に
エリザベス・ハーレイにとって、周りや社会の健康づくりも高い関心ごとである。とりわけエスティローダーの乳がん啓発活動ではアンバサダーを長年務め、情熱を注いでいる。
(「女性の8人に1人が乳がんと診断されています。セルフチェックと検診を!」と呼びかけるエリザベス・ハーレイ。)
彼女は、1992年に祖母を乳がんで亡くした経験から、乳がんが身近な存在となった。「友人が私の乳がんキャンペーンに関するInstagramの投稿を見て、医師に行けない場合は自己検診をするようにと助言されたことを思い出したそうです。彼女は自己検診をし、しこりを見つけました。彼女は40代前半でした。すぐに彼女は医師の元を訪れ、がんだと診断されました。しかし、私たちのメッセージと彼女自身の行動により、彼女は元気を取り戻し、がんは無事寛解しました。自分の活動が、誰かの人生にこんなにも影響を与えることができることを実感する度に、本当に胸が熱くなります」と語った。昨年、この伝統あるブランドがピンクリボン活動の30周年を祝った際には、「私がキャンペーンに参加して27年目になります。達成されたすべてを振り返ることは素晴らしいことです。そして、これからの未来の達成を想像するだけでワクワクします」とコメントしている。
出典:6 Ways Elizabeth Hurley Loses Weight at 58
We're Absolutely Stealing Elizabeth Hurley's Surprisingly Simple Health Secrets
AUTHOR
山口華恵
翻訳者・ライター。大学卒業後、製薬会社やPR代理店勤務を経て10年間海外(ベルギー・ドイツ・アメリカ)で暮らす。現在は翻訳(仏英日)、ライフスタイルや海外セレブリティに関する記事を執筆するなど、フリーランスとして活動。趣味はヨガとインテリア。
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