スタジオに行かなくてもヨガはできる|移動中の電車やバスでできるプチヨガ-立位ポーズ編-
「毎日忙しくてヨガにも行けない」そんなストレスをためているあなた。通勤中の電車のなかでも簡単にできる「プチヨガ」で、気持ちを一気にリフレッシュしませんか?誰でも簡単にできる乗り物ヨガのスタンディング編をご紹介します。
「立ちながらできるヨガ」をやってみよう
電車でもバスでもできるヨガをご紹介。揺れる車内だからこそできるのは「自分のセンター(軸)」を感じること。普段のヨガで感じるのとはまた違った「安定」という感覚を得ることができそうです。
HOW TO
1.足を肩幅より少し広めに開いて、足裏全体を床につけるように意識をして立ちます。つま先が細くなっているパンプスなどは、足の指が靴の中で浮いていることも多いので、指先にまで力をいれて、靴底を通して床を感じるようにして立ちましょう。
2.次に吸う息で背筋を伸ばします。頭のてっぺんに糸がついていて、それが天井まで伸びているイメージを持つことが大事。頭頂からのびている糸は、少したゆんでいて余裕があり、乗り物の揺れに合わせて少し揺れつつも、上へと引き上げてくれるようなイメージです。
3.おへその辺りに、野球ボールくらいのサイズの丸い球があることをイメージしましょう。それが自分のセンターです。乗り物の揺れで体全体がしなるように揺れても、センターにあるボールは、心地よくそこにあることをイメージ。波のように柔らかに揺れながら、でも安定していて、不安がありません。
4.足裏を感じ、頭頂を上に引っ張られながら、センターの球の安定感を感じながら、呼吸を繰り返してみてください。
次の駅までだけでもいいし、10呼吸だけからでも大丈夫です。今の揺れている状態と、その中の安定した部分を心地よく感じることができたら乗り物の揺れと自分が同化したような不思議な感覚を味わうかもしれません。そして、安定とは周りとも動きやリズムを合わせながらも、センターは心地よくそこにあることなんだ、という気持ちになるかもしれません。
プチヨガにも大きな学びがある
日常生活でも、人に流されてしまったり、自分の意見がなくて責められたりと不安を感じることもあるでしょう。そんな時も、自分の中にあるセンターをイメージしてみて。どんなに流されていると感じる時でも、あなたのセンターに、あなたはあなたとして存在しています。そのセンターを忘れなければ、どんな状況でも、不安定の中でも、安定していられるのです。
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