バキバキ背中や呼吸のしにくさを改善!【肋骨を抱えて左右に揺れるだけ】柔らか肋骨ストレッチ

 バキバキ背中や呼吸のしにくさを改善!【肋骨を抱えて左右に揺れるだけ】柔らか肋骨ストレッチ
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「肩こり、背中のこりが酷すぎて、いつの間にか呼吸が浅くなっている」こんなお悩みを感じていませんか?もしかしたら、肩や背中のこりが慢性化して呼吸のしにくさに気づいていない方もいらっしゃるかもしれません。そこで今日はバキバキに硬くなった背中をゆるめ、深い呼吸へ導くストレッチをご紹介します。左右に揺れるだけでみるみる呼吸がしやすくなります。一緒にやっていきましょう。

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背中が硬いと呼吸が浅くなる理由

私たちは呼吸をするたびに自然と肋骨が前後左右に広がったり、閉じたりしています。全速力で走った後は肋骨が大きく速く動き、眠っている時や落ち着いている時は小さくゆっくりと動きます。しかし、肩や背中など肋骨を覆う筋肉が硬くなっていると、肋骨の動きが小さくなってしまうため、次第に呼吸は浅くなり、深呼吸のしにくさに繋がります。

「呼吸くらいできている」と思うかもしれませんが、呼吸は毎日約2万回以上、無意識に行われています。2万回も浅い呼吸を繰り返していると、全身へ回る酸素の量が少なくなり、体の疲れやだるさ、寝ても疲れが取れない現象に繋がります。深い呼吸ができるだけで体の回復度合いが良くなり、体の調子を整えているのです。

今回は背中のこりをほぐして肋骨の動きを良くするストレッチをご紹介します。ご自身の肋骨を抱き抱えるようにしてストレッチを行うので、肋骨の動きが手に伝わり、変化を感じられると思います。場所を取らずにできるので、仕事の合間などちょっとしたタイミングで行いボディケアをしてください。深い呼吸で今日から体の調子を整えましょう。

【左右に揺れるだけ】バキバキ背中・呼吸のしにくさを改善する肋骨ストレッチ

1)肋骨を抱き抱える
両手で肋骨を抱き抱えてください。指先だけでも肋骨に触れていればokです。

肋骨ストレッチ
photo by Minami Ito

2)左右に揺れる
左右に10回ほど揺れて、脇腹を軽くゆるめます。肋骨が左右に動く感触を感じてください。

肋骨ストレッチ
photo by Minami Ito

3)円を描くように回す
360度、円を描くように10回ほどローリングしてください。脇腹に加えて背中や腰のストレッチ感を感じてください。

肋骨ストレッチ
photo by Minami Ito

▼詳しい動きを動画で確認したい方はこちら▼

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AUTHOR

伊藤みなみ

伊藤みなみ

日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。



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