ガチガチに硬い太もも裏がラクにほぐれると腰も軽くなる!壁を使った【腰痛改善ストレッチ】
腰痛がなかなか改善しない原因は、ガチガチになったハムストリング(太もも裏)の硬さが影響しているかもしれません。今日はハムストリングの硬さを招く原因をひも解きながら、壁があればいつでもどこでもできる、ハムストリングの柔軟性を高めて腰痛を改善する簡単なストレッチをご紹介します。
よくある「仙骨座り」が腰痛の原因になることも
しつこい腰痛に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
その腰痛を招く原因のひとつが「座り姿勢の悪さ」です。実は立っている時よりも座っている時の方が約1.4倍も腰に負担がかかるというデータもあるほど座り姿勢と腰痛の関係は深いのです。
下記のイラストのような座り方を「仙骨座り」とも言ったりしますが、自分自身が無意識にしてしまっていたり、家庭や職場で目にした事がある方も多いのではないでしょうか...?
ハムストリングの柔軟性を高めて腰痛を改善しよう!
意識して姿勢よく座る際は、骨盤が起き上がった状態になります。しかし上図のような仙骨座りをしていると、骨盤が後ろに傾くことでハムストリングの筋肉の長さが本体の長さより短くなります。
この姿勢で長く座り続けていると、ハムストリングが緊張し血行が悪くなり、本来持っている可動性が出にくくなるため、動きが悪くなってしまいます。その代償として安定させたい腰の方に必要以上に負担がかかり、腰痛を引き起こしてしまう原因に繋がってしまうことも。
本日はハムストリングの柔軟性を高めて腰痛を改善するオススメのストレッチをご紹介します。壁があればいつでもどこでも出来るのでぜひ一緒にチャレンジしてみてくださいね。
ガチガチに硬い太もも裏がラクにほぐれる!腰痛改善ストレッチ
①壁から足1足分前に出し、肩幅くらいに広げます
②股関節から身体を前に倒します
この時膝は曲げてOK!ポイントは骨盤が丸まらないようにお尻をプリっと突き出すイメージで行いましょう。
③両手を壁に付き、お尻を左右にゆすります
壁からお尻を離さないように気をつけましょう。
➃最後はお尻を壁につけたまま、前屈します
膝は曲げたままでOKですが、余裕がある方は徐々に膝を伸ばしてみましょう!
ハムストリングの伸びを感じながらゆったり5回ほど呼吸を繰り返します。
動画で動きを詳しくチェック
AUTHOR
津村早紀
営業職としてストレス過多で違和感を抱えながら働く日々の中で、ヨガを通して心のゆとりを取り戻し、自分の心に素直に生きる心地よさを体感し、インストラクターの道へ進む。現在は働く女性の「カラダを変えたい」&「ストレスフル」を解決すべく骨格矯正の要素を取り入れたボディメイクヨガとマインドフルネス瞑想を掛け合わせた【ナチュラルボディメイクヨガ】を考案。心と身体を両方バランスよく整え、しなやかな「自分軸」を育み、自分らしく生きる方法を発信している。オンラインや都内スタジオを中心に活動中。
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