【やみくもNG】年齢とともに痩せにくくなった人が皮下脂肪を落とすには朝エクサがおすすめ
体型を気にしてボディメイクを始めてみたものの、若い頃のようには成果が出ない…と感じたことはありませんか?今回は、40代以降になるとなかなか体型がコントロールできない理由と解決方法を解説します。
大人のボディメイクはなぜ難しいか?
年々体型が気になるようになり、さまざまなことに挑戦してみるものの、なかなか効果を実感できない…。そんなふうに感じたことがある人もいるのではないでしょうか。大人になるとボディメイクが難しくなるのにはいくつかの理由があります。
基礎代謝量が落ちている
40代以降になると徐々に基礎代謝量が落ち、20代の頃と同じトレーニングをしていても同じ結果は出ません。トレーニングをしている以外の時間にも効率よく脂肪燃焼ができるように工夫しましょう。
筋肉が落ちやすい
基礎代謝量が落ちる原因でもありますが、筋肉組織を作る細胞一つ一つの働きも加齢とともに落ちてきていますので、大人のボディメイクに筋トレは必須だと言えます。
時間がない
働き盛りの30代以降は、家事や育児に大忙しで自分の時間が減ってしまいます。最初は楽しんでジム通いができる人でも、続けられるのはごくわずか。スポーツジムを一年通い続けられる人は4%という統計も出ているほどです。
今回はそんな大人が抱える事情を一気に解決してくれる方法を紹介します。
朝に体を動かすメリット
ボディメイクの効果を実感しやすくするポイントは、体を動かすタイミングです。朝にストレッチや筋トレをして体を動かすと全身の血流が良くなり、使うべき筋肉への意識が向き、その日一日、脂肪を燃焼しやすい状態=効率よく脂肪燃焼できます。
また、一日のスタートに巡りの良い状態にすることで脳まで活性化。朝の時間は他の人に邪魔されにくい時間帯でもあるので、継続しやすいというメリットもあります。
朝におすすめのエクササイズ
ここからはぜひ朝の時間に取り入れて欲しいエクササイズをご紹介します。寝ている間に筋肉や関節が硬くなり朝は一番体が硬い状態なので、上半身と下半身に分けて丁寧にほぐします。
<やり方>
上半身をほぐす
1)指先を肩に軽く置いて背中をまっすぐに保ちながら、呼吸に合わせて肘で円を描くように回し、肩甲骨周りをほぐす。前回し、後ろ回し3回ずつ
2)手の位置はそのまま、背中ごと大きく動かし、上半身全体をほぐす。前回し、後ろ回し3回ずつ
下半身をほぐす
骨盤周りや太ももの大きい筋肉を伸ばすことでほぐします。
1)あぐらで座った状態から両手を体の後ろにつき、息を吸いながらお尻を持ち上げ、体の前面を開く
2)息を吐きながらゆっくりお尻をマットにおろし、背中を丸めて息を吐き切る
3)1)と2)の動きを3回くらい繰り返す
ポイントは特に関節が多い上半身は、肩まわり、下半身は足首まわり、中心は骨盤まわりを動かすと効率的に全身がほぐれます。
体がほぐれたら「太陽礼拝」で体を大きく、呼吸に合わせて動かす
全身を満遍なく動かせる太陽礼拝を基本にして動いてみてください。
1)まっすぐに立つ
2)息を吸いながら、ひたいの斜め上で両手を拝むように合わせる
3)息を吐きながら両手をおろし、ゆっくりと床につける
4)息を吸いながら指先をスネに当てて、上半身を半分起こし、背中を伸ばす
5)息を吐きながら両手をマットにつき、両足を後方に伸ばす(プランクポーズ)
6)ひざを床についてうつ伏せになる
7)息を吸いながら足を後ろに伸ばし、上半身だけ起こす(コブラのポーズ)
8)息を吐きながら手と足の裏を床につき、お尻を高く上げる(ダウンドック)
9)息を吸いながら後ろに引いた両足を前に戻しながら、そろえる
10)息を吸いながら、背筋を伸ばす
11)息を吐きながら前屈する
12)最後は両手を下ろしながら体の横でそろえ、まっすぐ立つ
ポイントは呼吸に合わせて動くことでたっぷり酸素を取り込み、血流を良くすることができます。
また、自分の課題が分からない方は、お尻や胸など大きい筋肉をトレーニングしてみましょう。脂肪燃焼しやすい体になります。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
魚澄トモ
ヨガ講師・アーユルヴェーダセラピスト・グラフィックデザイナー。20代にデザイナーとして長時間のデクスワークが続き、身体を壊したことで、30代にヨガと出会う。ヨガで体調が良くなっただけでなく、それまで何をしても治らなかったO脚が改善し、気にしていた下半身が自然にスッキリ、更に精神的な豊かさも感じられるヨガに魅了されヨガ講師として活動開始。40代でアーユルヴェーダのを深く学び、体質別の食生活アドバイスを踏まえたストレスフリーのダイエットメソッドを考案。キレイに痩せるをテーマにダイエットヨガを発信している。
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