【身体のほてりを和らげる!夏バテ対策に】甘くない!ごま油の風味が食欲増進「ナムル風白和え」レシピ
こんにちは。漢方スタイリストの世世漢方(yoyokampo)です。甘い白和えが苦手で、砂糖を使わないナムル風の白和えを作ってみました。暑い夏にもピッタリの簡単レシピです。身体のほてりを和らげてくれる豆腐でこれから来る暑い夏を乗り切りましょう。
ごま油を使った甘くない「ナムル風白和え」の簡単レシピを紹介
食欲がわかないじめじめと暑い日におすすめの一品
今年も暑い夏がすぐそこまで来ています。そんな日に、ささっと簡単に作れるお豆腐を使った白和えのレシピをご紹介します。白和えといえば、お砂糖が入って甘いイメージですが、今回は甘くないナムル風にアレンジをしています。
豆腐の薬膳的効能と栄養学
●中医学における「豆腐」のはたらき
- 身体を潤して空咳、口の乾き、口臭予防に
- 体を冷ますので目の腫れや充血の方に
●栄養学における「豆腐」の成分
1.たんぱく質リノール酸
ー豆腐のタンパク質は、血液中のコレステロールを低下させ、さらに、血圧上昇を抑制するといわれている成分が含まれています。また、善玉コレステロールを増やす作用があり、高血圧・コレステロール が原因となる動脈硬化を防ぎ脳出血、心筋梗塞、狭心症等の予防に効果があるとされるのです。
2.サポニン
ーサポニンには抗酸化作用があり、過剰な活性酸素を抑えてくれます。血液がドロドロになるのを防ぐことで、全身の細胞に酸素や栄養を届ける毛細血管の血流を改善し免疫力UPも期待できます。そのほか、コレステロール値を下げたり、肝機能の向上、肥満予防に役立つといわれています。
3.イソフラボン
ー植物性化合物でポリフェノールの一種で、女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造をしていることで注目を浴びています。加齢に伴い減少してしまう女性ホルモンの代替ホルモンとして、骨の健康維持にも期待されています。
体の冷えに注意
豆腐は身体を冷やす効果があります。クーラーの効いた部屋で手足が冷えている時や、お腹を下し気味の時には食べ過ぎは注意です。反対に、ほてりや、発熱時には余分な熱を冷ましてくれるのでおススメです。
用意した材料を混ぜるだけ「ナムル風白和え」レシピ
1)下準備
水切りをした豆腐を1丁用意
※水切りにはいろいろな方法がありますが、キッチンペーパー2枚でくるんだ豆腐をレンジで3分あたためると簡単にできます。
2)材料準備
ボウルに、ごま油(大さじ1)、すりごま(大さじ1)、しょうゆ(小さじ1)、塩(小さじ1/2)を全部入れておく
お好みの葉物野菜を下茹でして食べやすい大きさに切る。茹でるのが面倒な場合は電子レンジでもOK!
※今回は、シャキシャキおいしいチンゲン菜を用意しました。固い部分は1~2cm程度に、柔らかい葉の部分は3~4cmに切り分けました。
3)混ぜる
水切りをした豆腐を割って入れる
豆腐の形が少し残るくらいまで混ぜ、最後に切り干し大根をひとつかみいれると旨味が出ます
※なめらかな白和えがお好みの方は、具材をより小さく切り、豆腐もペースト状までつぶすと良いです
4)完成
盛り付けたら、最後にゴマを振ったら、暑い季節にぴったりのさっぱり甘くない白和えが完成です。
ニンジンやキノコなど冷蔵庫に残った野菜を追加したり、おつまみ風にニンニクを追加したり、アレンジは自由自在です。簡単に作れますので是非お試しください。
その他、夏におすすめのヘルシースイーツを以下でも紹介しています。
AUTHOR
yoyokampo/世世漢方
ハードワークの会社員から、漢方スタイリストの道へ。20代後半から感じる、顔の疲れや老け、だるさなど病名のつかない ”何となく” の身体の不調改善のため、ヨガ(RYT200)や漢方・薬膳を本格的に学ぶ。日々の生活のちょっとした工夫で、ヘルシーで美しいカラダになれるヒントを発信中。また2020年、きれいな海を求めて地方移住をし、週休4日の働き方を実現したフリーのリモートワーカーでもある。
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