管理栄養士が教える腸活朝ごはん|白米の19倍近くの食物繊維!もち麦おにぎりと、豆腐と白菜の味噌汁

 管理栄養士が教える腸活朝ごはん|白米の19倍近くの食物繊維!もち麦おにぎりと、豆腐と白菜の味噌汁
GLOCAL EATs|トトノイメシ
石松佑梨
石松佑梨
2023-04-15

朝ごはんはおにぎりと具沢山の味噌汁があればいい。私の口癖です。 身近な食材で、すぐにできるおいしいダイエット。だから続く、頑張らないダイエットです。

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朝ごはんはおにぎりと具沢山の味噌汁があればいい。私の口癖です。
身近な食材で、すぐにできるおいしいダイエット。だから続く、頑張らないダイエットです。

もち麦おにぎりで、痩せる

もち麦おにぎり

同じ食事を摂っても太りやすい人と太りにくい人がいるのはズバリ、腸内細菌の差です! 残念ながら「食べたもの=栄養」ではありません。食べたものは腸で消化吸収されて、はじめて栄養となることができるのです。つまり腸内細菌の差は栄養の差となり、最終的な燃焼エネルギーの差となります。

腸活に「発酵食品」ばかりがクローズアップされがちですが、味噌や納豆、ぬか漬け、ヨーグルトなどの菌を腸に定着させるのは容易なことではありません。そのため菌をエサとなる「食物繊維」を摂ることが重要なのです。もち麦の豊富な食物繊維に、発酵食品である味噌やぬか漬けなどを組み合わせて摂ることで、腸活の効果を高めることができるでしょう。

もち麦には白米の19倍近くの食物繊維が含まれています。また白米よりも大きく膨らむため、少量でお腹いっぱいになりやすいのも嬉しい点です。ぷちもちっとした食感をしており、よく噛むことで食欲を抑えることにもつながります。もち麦ごはんの作り方は、精白米2合に対してもち麦100gを加え、水を1カップ増やして炊くだけです。もち麦の加える量はお好みによって変えられますが、多すぎてしまうとおにぎりにしてもまとまらずにバラけてしまいます。

具だくさん味噌汁(豆腐/白菜)で、痩せる

具沢山味噌汁

忙しい朝の貴重なタンパク質源が豆腐です。植物性のタンパク質ですが、アミノ酸のバランスがよく、良質なタンパク質摂取ができます。包丁やまな板を出したくない時は、豆腐をスプーンですくって、味噌汁に入れてもOK。

豆腐と白菜には、体を潤して余分な熱と水を取り除く働きがあります。肌や喉、髪などの乾燥のほか、腸の乾燥による便秘解消にも効果的です。また水分を与えつつも、むくみを生じている場合は取り除いてくれるのも嬉しい点。さらに弱った消化機能を回復してくれるので、疲れている時の朝食にもおすすめです。

頑張らないから続く、おいしいダイエット朝食。ぜひお試しください。

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石松佑梨

石松佑梨

サッカー日本代表選手をはじめ、世界で活躍するトップアスリートたちの専属管理栄養士として従事。のべ2万人以上に提供してきた「頑張らない食トレ」を武器に、近年は企業の健康経営や地域創生も展開する。幼い頃から「おいしい」への執着心が人一倍強く、おいしく健康に食べるための「ずるい栄養学」で、誰もがおいしく食べて健康になれる社会を目指している。著書に『過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー』(かんき出版)がある。



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