簡単！ひんやり甘～いヘルシースイーツ「バナナわらび餅」レシピ【夏バテ・夏便秘におすすめ】

簡単ヘルシーほんのり甘い「バナナわらび餅」で便通改善・美肌を目指す

じめじめした夏には、冷たくてヘルシーなスイーツを

毎年やってくるじめじめした夏。さっぱりと甘い、火を使わない、簡単にできて、すぐに手に入る材料で、ヘルシー。そんなわがままを叶えてくれる、「バナナ」を使ったスイーツレシピをご紹介します。

バナナの薬膳的効能と栄養学

●中医学における「バナナ」のはたらき

1. 肺を潤して、慢性の空咳を改善
2. 腸を潤して、便通改善
3. 体を冷まし解毒作用もあるので二日酔いの解消におすすめ

●栄養学における「バナナ」の成分

ビタミンやミネラル、食物繊維がバランスよく含まれているので、美肌効果・貧血予防・熱中症予防・便秘予防などさまざまな効果が期待出来ます。

1. カリウム
   ー細胞の浸透圧を維持する働きをするミネラルで、身体の水分バランスを保ってくれます。ナトリウムを排出して正常な血圧を保つ効果があり高血圧予防に効果が期待できます。つまり、体内の余分な塩分を排出し、「むくみの解消」の効果があります。きゅうり 1本分には、1日当たりの推奨摂取量の約13％のカリウムが含まれているそうです。

2. 食物繊維
   ー腸の中で水分を吸い込んで膨らむ不溶性食物繊維は、腸を刺激することで便通を促して便秘の解消に。また、有害物質を排出する効果も。水溶性食物繊維は、腸内環境を整える効果や血糖値の急激な上昇を抑える、コレステロールの吸収も抑制するといわれています。

3. ビタミン類
   ー皮膚などの健康を維持サポートする「ビタミンB2」、「ビタミンB6」や「ナイアシン（ビタミンB3）」。また、糖の代謝を助け、むくみを解消する「ビタミンB1」も含みます。

体の冷えに注意

バナナは身体を冷やす効果があります。クーラーの効いた部屋で手足が冷えている時や、お腹を下し気味の時には食べ過ぎは注意です。反対に、ほてりや、二日酔いの時には余分な熱を冷ましてくれるのでおススメです。

混ぜて冷やして固めるだけ「バナナわらび餅」レシピ

１）材料準備

バナナ（1本）、片栗粉（大さじ１）、砂糖（小さじ２）用意します。

２）混ぜる

全部の材料を耐熱皿に入れて、フォークやスプーンでつぶします。

片栗粉と砂糖がまんべんなく混ざったら、お好みのバナナの柔らかさまでつぶしながら混ぜます。
その後、電子レンジで1分温めてかきまぜ、粗熱を取ってから冷蔵庫で3時間程度冷やします。

３）完成

よく冷やして固まったら、お好みの固さに切ります。きな粉などかけるととてもおいしいですよ。

その他の食べ方

電子レンジで温めて冷蔵庫で冷やす以外に、ホットケーキのようにフライパンで焼いて食べてもおいしいです。

ちょっとひっくり返すのにコツがいりますが、小さ目に作ると成功しやすいです。ぜひ試してみてください。

その他、夏におすすめのヘルシースイーツを以下でも紹介しています。