「育児とヨガが私の人生を変えてくれた」酒井孝子さんが見つけた生き方とは
――サップヨガを始めたきっかけは?
「4年程前、サーフィンを始めたのと同時に、サップやサップヨガも始めました。近所のお台場のビーチでサップができると知ったので、漕ぐ練習をした後に、自己流サップヨガをしたりして。その年に、現在私が事務局長を務める『サップヨガ協会』が設立され、ちゃんとやってみようと思い、1期生として、現理事長の田中律子さんに学びました。水の上に身を任せ、リラックスできるのはサップヨガならでは。今でも仕事としてだけでなく、趣味でサップヨガをしていますね。娘はボードの上で寝ちゃうくらい気持ち良いみたいです(笑)。ボードの上に寝転がると、耳のすぐそばで聞こえる波の音や、やさしい揺れを感じ、最高なんです。
そうやって自分の身体の変化と娘の成長の両方を考えながら、それにマッチするようなヨガをしてきました。私と娘の人生は重なっているわけで、彼女が私の根源になっている気がしますね。」
――今娘さんと二人でどんな遊びをしていますか?
「昨日は映画を観て、私はスケートボード、娘はスネークボードをして遊びました。彼女は写真を撮るのが大好きで、一緒にいるときも携帯で撮ってくれるんです。(嬉しそうに携帯を見せながら)いつもLINEで送ってくるんですよ!」
――とても自然で素敵な笑顔です。
「やはり、娘が笑っているときが一番幸せです。いや、“娘と”笑っているときですね。これまで大変なこともたくさん経験してきましたが、気が付いたら二人で笑っていましたね。家族や友人たちのサポートにも感謝しています。あ、あと天気が良かったりすると、全部OK!って笑っています(笑)。」
――今後はどうやってヨガに関わっていきたいと考えていますか?
「私が一生やっていきたいのは、女性のためのヨガ。これははっきりと自信を持って言えます。私自身が女性として、母として、たくさん悩み、そしてたくさんの喜びを得てきたからこそ、やるべきこと、そしてできることがまだまだたくさんあると思います。女性が笑顔になれることを、私なりにやっていきたいですね。そしてもう一つ、サップヨガのシーンを安心安全に楽しく広めていきたいです。」
年齢を重ねるたびに、女性の身体は変化する。子供は日々驚くほど成長する。時代にはおもしろいほど流れがある。それを理解し、その中でどう自分らしく生きていこうか、彼女はいつも丁寧に考えてきた。様々な経験を経た彼女の今の笑顔は、強く、清々しい。このインタビューから、もっと自分にやさしく向き合おうと思う人は多いはずだ。
さぁ、夏到来。
酒井さんのサップヨガイベントも要チェックです!
★7月22日 SUP YOGA FESTA@大磯ロングビーチ(主催:一般社団法人日本サップヨガ協会)
酒井孝子/Takako Sakai(Instagram:tacco1up)
都内スタジオで、ベビ待ち~周産期、骨盤ヨガを担当。丁寧な指導が人気のインストラクター。
自然を愛し、パークヨガ・ビーチヨガ・SUPヨガなどファミリーや初心者でも楽しめるアウトドアヨガレッスンの推進にも取り組む。ヨガを通し女性やファミリーに向けてのイベントを多数主催・出演し、全国で幅広く活躍している。
全国4都市ツアー展開中 ROXY RUNSUPYOGA ヨガリレー講師、日本SUPヨガ協会事務局長、マイナビ出版「妊娠力があがる子宝ヨガ」監修、ROXYフィットネスアンバサダー
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