MEDITATION & MIND
「自分のことを気軽に話せる場所を作りたい」心理士×薬膳酒バーのマスターの新たな挑戦
広告
相談することへのハードルを下げたい
——今後、このバーを通してどんなことをしていきたいですか?
大越さん:そうですね。相談することの良さや、人に話すことの良さをもっともっと知ってもらいたいと思いますね。相談って本来、身がまえたり、緊張しながらするものじゃないですよね。だから、そういった自分について話すことのハードルを下げられたらと思います。私がしていることって心理士の中では珍しいと思うのですが、1人くらいこういう人がいてもいいかなって思っています。世の中の心理士に対する認知って思ったよりも低いので、もっと心理士の方から社会との接点を持ってもいいと思っていますし、この店の存在を知り、心理士の人たちがもっと外にでて行こうと思うきっかけになってくれたらうれしいです。
【大越裕之(おおこしひろゆき)さん・プロフィール】

1975年(昭和50年)4月7日生まれ 現在48歳 埼玉県出身
獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業/東京国際大学大学院臨床心理学研究科博士課程前期修了
大学卒業後ヨーロッパでのバッグパッカー、ドイツの小学校での日本文化紹介ボランティアなどを経て、ドイツ・デュッセルドルフの日本食レストランに勤務。その後、30代前半で帰国して心理士を目指し、教育や福祉の現場で働き相談経験を積む。臨床心理士他、公認心理師、精神保健福祉士、保育士など、国家資格多数保有。2022年7月、コロナ禍で多くの人が心理的ストレスを抱えている中、既存の形での心理・福祉活動ではできることに限界があると考え、今までにない新しい形での社会貢献を目的として東京都文京区に「BARこころゆ」をオープン。現在、昼間は心理士として都内で勤務、夕方からマスターとしてBARこころゆのカウンターに立つ。趣味は愛犬との散歩。
広告
AUTHOR
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く









