【40代からの朝一番ストレッチ】起きたらすぐやって!硬い身体が一気にほぐれる簡単腕まわし
寝起きにガチガチの体…。年齢を重ねるごとに寝起きの身体の硬さ、動かしにくさを痛感している人も多いかと思います。スッキリしない状態のままで一日を過ごすのではなく、朝から気持ち良く動けるように、朝一番に簡単なストレッチをすることを習慣にしてみませんか?
寝起きに体がガチガチになるワケ
寝起きに体の硬さや動かしにくさを感じる人もいると思いますが、寝ている間は同じ姿勢が長く続き、身体もまだ目覚めていないため関節の可動域は下がっています。寝返り程度しか動かず長時間じっとしていることで、身体はむくんであちこち痛くなるのは当然です。
「それなら起きてすぐ体を動かせばいいのね!」と思う方もいるかもしれませんが、目覚めてすぐいきなりランニングなどの背骨に負担がかかるハードな運動をするのは負荷が大きく過ぎて得策ではありません。朝一番に行うエクササイズはゆったり身体を動かして血流を良くするストレッチがオススメです。寝起きにウォーミングアップ的な動きをするだけで筋肉がほぐれて関節の動きも良くなります。
今回ご紹介するストレッチは肩甲骨をしっかり動かすため、肩まわりのトラブルの予防にもなります。肩甲骨を動かすことで代謝も上がり、普段腕が上がりにくい人も重力の力を借りることで普段よりも楽に可動域が上がっていくのを実感できると思います。
硬い身体が一気にほぐれる簡単腕まわし
1)布団の上で横向きになり、両手を前にならえするように前に伸ばして手の平を重ねる。ヒザは軽く曲げて両ヒザを揃えておく
2)上の手を前から上→後ろ→下→前と一周まわして手の平を重ねる。何度かこの動きを繰り返す。
3)肩がほぐれてきたら、指先を目で追いながら手を同じようにぐるりとまわして首や背骨もほぐす
朝一番なので無理にたくさん動かそうとせずに、重力に身を任せるように腕をゆったり回しましょう。両手を前に伸ばす時に首がぎゅっと縮まらないように、耳と肩を遠ざけておくのがポイントです。
年齢を重ねると「ガチガチでつらい…」と感じるのは首や肩まわりですが、不快な状態のまま一日を過ごすと、神経の通り道である大切な背骨の状態も悪影響を受けてそのひずみは日々蓄積されてしまいます。目覚めた後に簡単にできるストレッチを取り入れて毎日をスッキリ過ごしましょう!
▼ 詳しいやり方を動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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