【膝の負担を軽減】いますぐ取り入れたいお尻スイッチエクササイズと歩き方のポイント
椅子から立ち上がった時や歩いているふとした時に膝が痛くなる・・・そんな膝の痛みに日々お悩みではありませんか?病院に行くほどではないけれど膝が気になっている、そんな方は、まずは体の使い方を変えてみましょう。お尻スイッチで膝の負担を減らすことができますよ。
膝に負担のかからない歩き方を知って実践しよう
椅子から立ち上がった時、歩いているふとした時、膝に違和感やちょっとした痛みを感じている方はすでに膝に負担がかかっています。本来であれば股関節から足が動き、膝と足首がクッションの役割を担います。しかし、膝に負担がかかっている人の歩行や動作は、全て膝が中心となって動いているのです。この膝中心の動きから、股関節主導の動きへと体の使い方を変えることが必要です。
1つ目にできることは歩き方を変えること。
股関節から足を出すイメージで大股に一歩を踏み出しましょう。そして「踵から床について、つま先で床を蹴る」を心がけてください。膝の負担がグッと減り、膝と足首をクッションとして使える基本の歩き方です。日々実践することで、体に馴染んで自然と身につきますよ。
2つ目にやりたいのがお尻スイッチエクササイズ。
歩いている時の股関節がうまく動くようになるためにはお尻の筋肉が重要です。お尻に力を入れるという単純なエクササイズなので、1日の中で何度もやってみてください。膝に痛みを感じている人は最初はお尻に力が入りにくいものです。繰り返し行って、お尻にスイッチを入れてください。これができるようになると、1つ目の股関節から足を出すこともやりやすくなります。
お尻スイッチとともに、股関節からの歩き方に変えて、膝の負担を日々減らしていきましょう。年齢を重ねると女性は更年期もあり、関節に負担が今まで以上にかかるものです。今の膝の痛みを放置せず、膝に負担のかからない歩き方を知って実践してください。
膝の負担を軽減する!いますぐ取り入れたいお尻スイッチエクササイズと歩き方のポイント
1)足を閉じて立ちます
2)膝を軽くゆるめて、お尻に力を入れます
5秒、10秒とキープできるようにしましょう。お尻スイッチが入ると、股関節から足を動かしやすくなり、膝への負担が減ります。ぜひ隙間時間に取り入れてみてください。
▼詳しい動きを動画で確認したい方はこちらから▼
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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