「エミリー、パリへ行く」に出演、59歳の美魔女フィリピーヌに学ぶ「顔をいじらない」美容哲学とは

 「エミリー、パリへ行く」に出演、59歳の美魔女フィリピーヌに学ぶ「顔をいじらない」美容哲学とは
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山口華恵
山口華恵
2023-01-27

Netflixで人気のドラマシリーズ「エミリー、パリへ行く」は、毎回主人公のエミリーを始めとする登場人物たちの華やかなファッションやメイクが見どころのひとつ。そのハリウッド流の作り込まれた美しさの中、対照的な女優の存在が目を引く。肩肘張らない自然体が魅力のフランス人(イタリア生まれ)女優、フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー(59歳)だ。間も無く60歳を迎えるとは思えないほど年齢を感じさせない彼女だがその秘訣はむしろ若さを求めないことだと語っている。

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やたらと顔をいじらない

フィリピーヌ・ルロワ=ボリューは美容整形に頼ってしまう人について次のように語っている。「やたらと顔をいじらないほうがいいわ。ただ自らに優しく、ありのままを受け入れましょう。やれることは少ないと思う。やり過ぎたり、ありのままを受け入れられなかったりすると、かえって良くないと思うわ」。フィリピーヌ・ルロワ=ボリューは加齢と闘うのではなく、加齢を受け入れることを薦めている。

若さを求めるのではなく、歳を重ねて得られる知性を楽しむ

「(年齢を重ねることで)より賢くなっていることを嬉しく思うべき。私はそれが気に入っているの。年齢を重ねることで得た知性が心の平和を与えてくれていると思う。それこそ、20年前や30年前に戻ろうとするよりも、楽しむべきことじゃないかしら。今持っていることを楽しむべきだし、知性は良くなる一方だもの」と語る。

フィリピーヌは、また、年齢を重ねることで、本当に大切なもの、例えば良好な人間関係を明確にすることができたと語っている。「今は昔(若い頃に)感じたような人に対する不平不満を感じないわ。ただ他人を許し、自分は前進するだけ」。

メイクは最小限、肌と体への健康には積極的に取り組む

フィリピーヌは若い頃から、薄めのメイクを続けてきた。明らかな老化のサインを除けば、若い頃とそう変わらない美しさをキープしている。その秘訣はいくつかある。

必要に応じて時々、間欠的断食(食事と断食のパターンを取り入れたダイエット法)を行い、その期間は人参などのフレッシュジュースを多めに飲み、種有りの緑ブドウと赤ブドウもよく食べるという。「肌、目、内臓、髪、すべてに素晴らしい効果があって疲れにくくなる。4、5日後にはすごく元気になるの」と語っている。

また、美しい髪のために、ビタミンD、コラーゲン、スピルリナのサプリメントを毎朝愛用している。カフェインは摂らず、代わりにブラジル産ルートパウダーやきのこコーヒーを愛飲している。ワークアウトに関しては、気分次第で、特に決まったものはない。散歩をしたり、時には家で簡単なエクササイズをしたり、自然の中で過ごしたり、また、アイアンガーヨガは10年半前から続けているという。

エミリーパリへ行く
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「肌につけるものが多ければ多いほど、肌が呼吸していないように感じてしまうので、(スキンケアやメイクは)とてもシンプルにしているの。また、誰もが知っていることだと思うけれど、体の中に入れるものは重要」と述べている。

出典:
‘Emily in Paris’ star Philippine Leroy-Beaulieu offers advice to American women on aging
The Hair-Growth
Supplement Philippine Leroy-Beaulieu Takes Every Morning

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山口華恵

山口華恵

翻訳者・ライター。大学卒業後、製薬会社やPR代理店勤務を経て10年間海外(ベルギー・ドイツ・アメリカ)で暮らす。現在は翻訳(仏英日)、ライフスタイルや海外セレブリティに関する記事を執筆するなど、フリーランスとして活動。趣味はヨガとインテリア。



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