「私の腟が16歳の頃みたいに…」腟レーザーの感動を語るハリウッドセレブたち
エイジングケアのひとつとして、腟レーザー施術を受けるセレブが増えている。
日本でも徐々に広まりつつある腟レーザー。腟の緩みや尿もれといった大人の女性特有の悩みをレーザーで改善してくれるとして注目を集めている。簡単に言うと医療用のマシーンで腟内にレーザーを照射することで腟粘膜の細胞を活発化させる施術である。コラーゲンの生成が促されるので年齢と共に痩せてしまった腟粘膜の表皮が厚くなり、ハリや弾力、潤いがアップする。つまり緩みや渇きが改善、それに伴うセックスの悩みが軽減する。また腟だけでなく周辺の筋肉、骨盤底筋にも効き目があるそう。膀胱を本来の位置に戻してくれるので尿漏れの問題にもアプローチできる。エイジングケアの1つとしてトライする女性も増えているそう。
ハリウッドでもこの腟レーザーを体験、それを赤裸々に語っているセレブがいる。それは女優のジェイダ・ピンケット=スミス。しばらく前に母のエイドリアン・バンフィールド・ノリスと一緒に医師を訪問、自分がホストを務めるトーク番組「レッド・テーブル・トーク」でその経験について語っている。ジェイダが悩んでいたのは尿もれ。でもこれが「3回の治療で完全に治った」そう。さらに「私のヴァギナが16歳の頃みたいに戻った。まるで美しい桃みたい」とちょっぴり生々しく話している。レーザーを照射すると新陳代謝が高まるので色素沈着も解決できるそう。
ちなみにアメリカでは出産直後の女性たちの間でもこの腟レーザーが広まりつつある。リアリティ番組でお馴染みのカーダシアン家の三女クロエが「姉妹の中に子どもを産んだ後、腟レーザーを受けた」と告白したことがきっかけの1つになったと見られている。妊娠出産は骨盤底筋にとって大きな負荷になり、年齢を重ねた場合と同じように腟の緩みや尿もれを引き起こしてしまうことも。それも腟レーザーで同じように改善できるという。
プライベートな部分だけになかなか人に相談しにくい腟の悩み。ジェイダが番組で腟レーザーを取り上げたときには施術を受ける、受けないに関わらず、腟の問題を語り合うチャンスを作ったことを評価する声も上がった。腟レーザーの普及をきっかけに日本でも膣の健康や悩みについてシェアし、相談できる環境が生まれていくかも。
AUTHOR
長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
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