「最後のダイエットにしたい…」健康的に痩せる最新医療とは?(後編)|栗尾モカの更年期大学#11

 「最後のダイエットにしたい…」健康的に痩せる最新医療とは?(後編)|栗尾モカの更年期大学#11
更年期大学
栗尾モカ
栗尾モカ
2023-03-01
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「トゥルースカルプiD」体験レポート

以前、【更年期大学#7】の取材で、アヴェニュークリニックの「ナマケモノダイエット」の中のプログラム腹部のクールテック(脂肪を冷凍し、老廃物として流す施術)を経験しました。

無駄な脂肪が短期間に小さくなり、その変化に驚きました。その後治療から1年近く経過していますが、施術前のような腹部には戻らなくなっています(食生活も野菜中心に替えています)前回は冷凍でしたが、今回は温める施術で二の腕と膝上の脂肪を狙い撃ちをすることになりました。

施術可能な部位は、腹部、ヒップ、太もも、二の腕、膝上、腰部などです。40㎠のハンドピースを脂肪が気になる部分に一度に6個まで配置出来ます。トータル最大16shot(A4サイズ程度)の治療が可能で、治療時間はトータル約45分(1クール15分×3回)。※治療範囲には個人差があります。

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エクササイズでおとしにくい膝上の脂肪には最適 photo by アヴェニュークリニック

膝上にハンドピースをつけると、SF的なビジュアルに!ふくらはぎやふとももはエクササイズで鍛えることが出来ますが、膝上の皮下脂肪はなかなか運動で落としにくい箇所なのでトゥルースカルプiDの施術に適しています。1クール15分間の施術は、熱さはありますが痛みなどはなく、あっという間でした。(熱さの感じ方には個人差があります)

痩身
理想のラインを作るのに苦労する二の腕。皮下脂肪を流す治療は人気 photo by アヴェニュークリニック

次に、両二の腕に装着して頂いたのがこちら。(背中の白いシートは高周波を逃すためのものです)二の腕の脂肪やたるみをとりたい人は多いと思います。細くしようとしてエクササイズをしても、鍛え方によってはガッシリしてしまう場合も。皮下脂肪に働きかけるトゥルースカルプiDは、滑らかな二の腕を目指す方には最適です。こちらもあっという間の治療でした。終了後はそのまま服を着て、帰宅をしました。

治療後、約1ヶ月の間、ヨガをしたり、セルフリンパマッサージをして過ごしましたが、特に膝上は以前よりスッキリしたように思います。せっかく効果が現れたので、脂肪滴を大きくしてしまわないように、有酸素運動は続けていきたいと思います。

更年期世代にありがちな「二重顎」にも効果的!

トゥルースカルプiDは、顔にもあてることが出来ます。余分な脂肪でたるんだ頬や口元、あご下のたるみや二重顎にも効果的です。スッキリしたフェイスラインを取り戻すことができます。更年期世代は、輪郭がぼやけてきてしまいがちです。ストレッチである程度改善する場合もありますが、いざという時にはトゥルースカルプiDがある!と思うと気持ちが楽になるのではないでしょうか。
※効果には個人差があります

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illustration by 栗尾モカ

更年期大学今回の学び

ここ数年、未病対策に注目しています。発病する前の不調をなるべく早く見つけることが大事だと思っているからです。また、更年期世代が気になる体調の変化に関しても「早い時期に手をうっておけば軽く済む」ということがあるかどうか、取材の際には必ず先生にお尋ねするようにしています。

今回のトゥルースカルプiDの治療は、若い世代では30代から受けにくる人もいるそうです。軽いたるみがある段階から引き締めておきたい、と思う人が増えているのだとか。そうしておくと、将来皮膚が大きくたるんでしまった後に糸で引っ張ったり、切開をしたりといったことをしなくて良くなります。

シワも同様に、深く刻まれてしまうと、なかなかその溝を埋めるのが難しくなってきますが、シワが深くなる前の段階でヒアルロン酸やボトックスを打って、定着を未然に防ぐ方法もあります。特に、眉間にシワを寄せるクセがある場合は、相手に神経質な印象を与えてしまうので、早めにケアをしておくのもひとつの方法ではないでしょうか。

取材協力:
アヴェニュー六本木クリニック(皮膚科・形成外科)
東京都港区六本木7-14-7 六本木トリニティビル5F
0120-766-639

アヴェニュー表参道クリニック(皮膚科・形成外科)
東京都港区南青山3-18-16 ル・ボワビル4F
0120-365-558

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栗尾モカ

栗尾モカ

記者・漫画家。新卒で航空会社に就職。退社後、出版社に入り多くの企画に携わる。「ダ・ヴィンチ」で漫画家デビュー後、朝日新聞の社会見学連載、「TVタックル」モバイルサイトインタビュー、女性誌「STORY」の海外・美容取材など数多くの連載を担当。女性のウェルネスをテーマにしたコミックエッセイは、取材の経験がニュースソースになっている。シンガポールのメディアに再就職した際、締切と子育てに追われる中でインド・バンガロールにあるヨガ研究大学(Swami Vivekananda Yoga Anusandhana Samsthana / S-VYASA)により考案されたヨガインストラクター認定プログラムに出逢い、資格を取得。伝統的なヨガ哲学や、心身を癒すメソッドを学び始める。著書に「サロン・ド・勝負」「おしゃれレスキュー帳」(KADOKAWA)「女のネタ帖」(学研)などがある。



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