【栗尾モカの更年期大学#7】人生崖っぷちダイエット!健康的に痩せる最新医療をレポート(前編)
これでダメだったら、もう一生痩せることはできないかもしれない……。更年期に入り、今までのダイエット方法ではビクともしない小太り状態の筆者。「人生最後のダイエット」と覚悟を決め、コロナ禍の巣篭もり生活で定着してしまった体脂肪に喝を入れるべく挑戦した、アヴェニュークリニックの「ナマケモノダイエット」。ゆるふわなネーミングとは裏腹に、最新医療機器を用いた最先端プログラム!見事8キロ減に成功したプログラムの内容とは?
10キロオーバーの体重を見て「これは現実ではない」と呆然
「自分が太っているのは、年齢を重ねて代謝が落ちているから」
コロナ禍の日々を家で過ごす中、オンラインでゆるりとヨガをしてはいるものの、摂取カロリーが消費分を上回る生活は2年経過。少しずつ、しかし着実に体重を増やしていきました。ふと気がつけば理想体重から10キロ増!コロナ前は人と会って沢山話したり、駅の階段を駆け上がるような小さな動作の積み重ねでカロリー消費をしていたのだと気づきました。ふと気がつけば、今までの服は全て入らないという大惨事。そんな状況でも「今の自分は仮の自分。その気になれば、きっと痩せられる」そう信じていました。更年期は、一般的に太る人が多い時期です。代謝は副交感神経がしっかり働いてるからこそ保たれるので、自律神経を整える習慣をプラスすることが理想的です。とはいえ、10キロも増えてしまうと気弱になってしまい「一体、何から整えていけば…」と、問題を先延ばしにしていました。
体重を落として可動域を広げたい!そんな気持ちに後押しされて
着たい服を着ることが出来なくなると、色々なことに対してやる気をなくしていきました。歩いていても身体が重く「このままだと、どんどん身体がなまっていく一方」そう思った時に知ったのがアヴェニュークリニックの「ナマケモノダイエット」でした。その名の通り、激しい運動をしなくても良く、無理な食事制限もすることなく「2ヶ月の間に体重の10パーセントを落とすことを目指す」というプログラムです。元々は体を動かすことは好きなタイプなので、まずは短期間で体重を落とし、今後も続けていくダイエットの起爆剤にしたいと思いました。なんといっても、プログラムに組み込まれている「クールテック」は、以前からずっと注目していた「脂肪を冷凍して排出する」という最新機器。一体どのような施術なのでしょうか。胸が躍ります。
お話を伺ったのは…アヴェニュー表参道クリニック院長 佐藤卓士先生
【経歴】京都大学農学部卒 農学修士・九州大学医学部卒 医学博士。岡山大学医学部、杏林大学医学部、都立大塚病院形成外科 日本形成外科学会認定専門医・日本レーザー医学会認定レーザー専門医
【主な所属学会】日本形成外科学会・日本皮膚科学会・日本美容外科学会・日本レーザー医学会 日本手外科学会・日本創傷外科学会
ナマケモノダイエットとは一体どんなダイエットなのか
――早速ですが「ナマケモノダイエット」の内容を教えて頂けますか?
佐藤先生:全部で5回通院して頂きます。期間は2ヶ月間が理想ですが、お急ぎの方は相談をしながら調整させて頂きます。初回はカウンセリング、血液検査です。カウンセリングでは、身体の中で気になる箇所やご希望をお聞きしながら治療内容の注意点などについてご説明します。その時点で「ナマケモノダイエット」の開始を希望される方には血液検査を行います。
――開始が出来ないケースもあるのでしょうか?
佐藤先生:たいていの場合はスタートすることが出来るのですが、稀に甲状腺の数値等で控えて頂いた方が良い場合もあります。その際にはご相談させて頂きます。
――2回目以降はどのような流れになりますか?
佐藤先生:まずは血液検査の結果をお知らせします。施術が出来る健康状態でしたらスタートします。最初に胃腸の動きをゆっくりにして、満腹感を維持させる肥満治療薬「サクセンダ」を医師の指導のもと、ご自身で1回目の注射をおなかに打ちます。
――これからは毎日、自分で注射を打つのですね。痛くないでしょうか
佐藤先生:とても細い針なのでほとんど痛みを感じない場合が多いです。夜7時に夕食を摂ると仮定して、大体午前11時頃におなかの皮膚を消毒して注射してください。食欲が抑えられることを実感して頂けると思います。続けていると徐々に少食に身体が慣れてくるので、自然に身体が締まってくるかと思います。
――血液検査の結果が出た後は、いよいよ痩身機器を体験できますね。
佐藤先生:来院2~5回目は、医師のカウンセリングのあと、2回目は細胞を冷凍する「クールテック」、代謝を促す「アンチメタボ点滴」の同時施術、3回目以降は強い筋肉トレーニング効果のある「エムスカルプト」と「アンチメタボ点滴」の同時施術を行います。
――盛りだくさんな内容ですね。日常生活で気をつける点はありますか?ダイエットにプラスとなるような過ごし方をしたいと思います。
佐藤先生:可能でしたら、20分~30分以上の軽いウォーキングを行うと良いかもしれません。食欲は薬で穏やかにすることが出来ますし、栄養バランスをサポートするサプリメントもお渡ししますが、有酸素運動がプラスされるとベターです。あと、炭水化物も控えめにするのが良いですね。でも、そんなに頑張らなくてもOKですよ。
佐藤先生のお話を伺って内容を十分に理解し、早速スタート!まずはナマケモノダイエットを受けられるかどうかの検査からスタートしました。
血液検査は問題なし。まずは現状把握からスタート!
初回で血液検査をした結果から、甲状腺の数値が少し低いこと以外は問題ないということで、プログラムをスタートできることに。体重、筋肉量、筋質点数、MBA判定、体脂肪率、内臓脂肪レベル、体内年齢、基礎代謝量、推定骨量、体水分率、BMI、腹囲を測定しました。体脂肪率は、なんと38%……!立派な軽度肥満と判定されました。(株式会社タニタが公開している体脂肪判定表によると、40~59歳の女性体脂肪率の標準値は29~35%。36%以上は軽度肥満)。我ながら挑戦のしがいのある数値です。
脂肪を冷凍して排出! 部分痩せはパーツの選択が可能
「クールテック」は、皮下脂肪だけを凍らせて細胞死(アポトーシス)させ、老廃物として体外に排出するという部分痩せを可能にする機器です。施術可能なパーツはお腹、脇腹、腰、太もも、ヒップ、そして二の腕。「ノースリーブを1年中着てみたい(いい女風イメージ)」と、二の腕の施術をリクエストしようとしましたが、佐藤先生から「脂肪がたっぷりついている場所の方が効果は高いですよ。おなかは効果がわかりやすいです」とアドバイスを頂き「じゃあ、おなかにします!」と決めました。(ちなみに腕も脂肪たっぷりです)
2日後、なんと驚愕の2キロ減!
「クールテック」の施術後、自分でおなかの皮膚をマッサージしていたのですが、施術前にパツンパツンに張っていた皮膚が出産後のように柔らかく緩んだ感触がありました。「もう効果が現れているのかしら⁉︎」そう思いながらミネラルウォーターを飲みつつ、さらにお風呂でマッサージ。2日後、体重を計ったところ、驚愕の2キロ減!今まで1〜2キロを減らすことに本当に苦労してきたので、するっと落ちたことに驚き、思わず体重計を2度見してしまいました。
(※クールテックの感触や効果には個人差があります)
クリニックから処方されたサプリで栄養を補給
1ヶ月を経過する頃、食欲を抑える効果のある「サクセンダ」の注射にも慣れてきました。麺類や穀物など炭水化物に向けられていた欲求が穏やかになり、空腹の辛さをあまり感じなくなりました。1日中ニュートラルな気持ちでいられるのでイライラすることもなく、体調や肌の調子も良好。1日2回、クリニックで処方された栄養補助のサプリメントを飲みます。
痩せる食生活のカギは「未知の食材で自分を飽きさせないこと」
「せっかく痩せ始めたから、生活習慣の改善もしたい」細い光が見え始めると、それに引っ張られるように生活を見直す気力が生まれます。佐藤先生からは「タンパク質は無制限に摂っても大丈夫ですよ」というアドバイスを頂いたので、炭水化物はダイエットが成功するまでは距離を置くことに決め、「太らないメニューを楽しく食べる方法」はないものかと考えました。今まで馴染みのあるメニューだとモチベーションが下がると思ったので、未知のメニューが豊富で美容と健康に良いスパイス料理をメインに摂ることに決めました。
ひとつの例ですが、スパイス料理(インド料理)は、ダイエットに最適です。野菜や豆を多用し、スパイスをミックスすることで塩分が少なめでも味わい深い味付けを楽しめます。また、ライスやチャパティなど炭水化物を摂らなくても、満足感を得ることができるメニューが色々あります。新しい食材や調理法に出会うたびに「これ、なんだろう」と新鮮な気持ちが湧き上がるので、一食一食を大事にするようにまりました。結果、徐々に体重が減り始め、過食をすることが減りました。ダイエットをスタートして4ヶ月が過ぎた今、サクセンダを打たなくても食欲をコントロール出来るようになり、夕食を軽く済ませる習慣が身につき、自分でも驚いています。
【更年期大学】今回の学び
「ナマケモノダイエット」の効果で、ダイエットスタート時から4ヶ月経った今でも8キロ減をキープできています。身体が軽くなり、こなせる仕事の量も増えつつあります。ズバリ、成功のカギは、プロの力を借りて「短期間」で体重を落とせたことだと思います。一度でも「変化があった!」という実感があると、それが起爆剤になり、自分でも色々な工夫をしていこうと思う気力が生まれたからです。自己流でダイエットプログラムを組んだときには、頑張っても頑張ってもなかなか変化が現れず、途中であきらめてしまうことも多々ありました。今、「もっと早くプロのアドバイスを受けるべきだった」と思います。
更年期世代の多くは「ダイエット=辛い」という昭和の記憶が染み付いているのかもしれません。令和の今は、明るく乗り越えるメソッドが色々あります。興味があるものを取り入れてみるのもひとつの方法かと思います。
Information
◆アヴェニュー六本木クリニック(皮膚科・形成外科)
東京都港区六本木7-14-7 六本木トリニティビル5F
0120-766-639
◆アヴェニュー表参道クリニック
東京都港区南青山3-18-16 ル・ボワビル4F
0120-365-558
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