【栗尾モカの更年期大学 #8】噂の筋肉増強マシンでラクして筋トレ?健康的に痩せる最新医療とは
アラフィフの著者が、コロナ禍期間に溜めた脂肪を撃退すべく臨んだ崖っぷちダイエット。(前編)では、脂肪を冷凍し体外に流す最新機器「クールテック(脂肪冷却マシン)」により2キロ減。さらに肥満治療薬「サクセンダ」の注射とアンチメタボ点滴、炭水化物控えめの食生活を続けるうちに、徐々に体が締まってきました。後編では、いよいよ噂の筋肉増強マシン「エムスカルプト」をレポートします。更年期とコロナ禍でなまってしまった身体は目覚めるのでしょうか!?
アヴェニュークリニックの「ナマケモノダイエット」で、前回は脂肪を冷凍して排出するという「クールテック」を体験した筆者。今回は、つけているだけで相当量の筋トレをこなしたのと同じ効果を得られるというマシンを体験します。
2万回の筋収縮!エムスカルプトでおなかとヒップを狙い撃ち
「ヒップに装着すると、30分で2万回のスクワットをした場合と同等の筋収縮があるので、筋肉痛になる方もいらっしゃいます」とアヴェニュークリニックのスタッフの方からお聞きし、胸が高鳴ったエムスカルプト。この機器のメリットは、効率的に気になるパーツを鍛えることが出来ること。
佐藤医師によると「エムスカルプトは皮膚に触れる接着面が大きいので、面積が広いパーツが適しています。おなかかヒップのどちらかがおすすめです」とのこと。プログラムには3回の施術が含まれているので、1回をおなか、2回をヒップの施術をリクエストしました。
筋肉が覚醒する感覚をからだに刻み込む
いざ、エムスカルプトのパッドをおなかに装着。ダダダダダという振動が身体に響きます。
「これは…なかなかの刺激‼︎ でも、これだけのインパクトがあれば筋肉が目覚めるはず!」
静かに目を閉じて、2万回スクワットをしている自分を想像しました。ちなみに振動の強弱は調整が出来ます。スタッフの方が「せっかくですから」と、一番強めの振動に合わせてくださり、30分の施術を受けることに。リズミカルにタップする振動に身を任せながら、刺激を楽しみました。エムスカルプトの施術を受けている間、腕にはアンチメタボ点滴を同時進行。ヒップの筋肉を鍛えると同時に、脂肪も撃退するのが狙いです。
達成感と共に施術を終了
大臀筋を伸ばすヨガのポーズやストレッチとはまた別の、磁気の力でヒップの筋肉に刺激を与えることが出来たことで気持ちが上がりました。中にはエムスカルプトを受けた後にジムに直行し、筋トレを追加する人もいるそうです。
AUTHOR
栗尾モカ
記者・漫画家。新卒で航空会社に就職。退社後、出版社に入り多くの企画に携わる。「ダ・ヴィンチ」で漫画家デビュー後、朝日新聞の社会見学連載、「TVタックル」モバイルサイトインタビュー、女性誌「STORY」の海外・美容取材など数多くの連載を担当。女性のウェルネスをテーマにしたコミックエッセイは、取材の経験がニュースソースになっている。シンガポールのメディアに再就職した際、締切と子育てに追われる中でインド・バンガロールにあるヨガ研究大学(Swami Vivekananda Yoga Anusandhana Samsthana / S-VYASA)により考案されたヨガインストラクター認定プログラムに出逢い、資格を取得。伝統的なヨガ哲学や、心身を癒すメソッドを学び始める。著書に「サロン・ド・勝負」「おしゃれレスキュー帳」(KADOKAWA)「女のネタ帖」(学研)などがある。
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