O脚の人は◯◯の筋肉が弱い？元O脚女子が伝授！脚の歪みが整う方法

脚の歪みを整えれば脚痩せも可能！ 

ヨガインストラクターをしていると、「ヨガって痩せるの？」とよく質問をされます。この質問に対しては「自分に合った体型になれる」という表現が正しいと思います。

もちろん体を動かすのでその分カロリーを消費しますし、呼吸と共に動くのでヨガは有酸素運動にも値し、代謝が上がり痩せやすくなります。しかし、ヨガの醍醐味はヨガを通して自分の身体を知ること。身体のことを知ることで痩せている方は筋肉がつき健康的な体型に、肥満気味の方は筋肉に変わり代謝が良くなり脂肪が減ります。体の歪みがある人は、使えていない筋肉がつき、骨格が整い見た目のラインが美しくなります。

実際、私はヨガを始めてから身体の歪みが整い見た目が変わりました。

特にO脚が一番の悩みで、下半身の体型にすごくコンプレックスを持っていました。ヨガをすると必然と自分の苦手なポーズなどたくさん見つかりますが、その苦手を放置せずに向き合った結果、自分のO脚の原因に気づけました。

その原因は大きく２つでした。

原因① 股関節を外に回す筋肉が硬い、弱い

私はあぐらの姿勢が苦手だったので、どの原因を探ると股関節を外に回す筋肉であるお尻まわりが硬いことに気づきました。

「合蹠（がっせき）のポーズで左右差、ひざが浮く人必見！股関節ではなく〇〇を伸ばせば1回で変化あり」この記事でも、ご紹介しています。

また、木のポーズで膝を外に向けるのが苦手だったので、同じ筋肉が衰えていることにも気づきました。「【木のポーズ】片足で立つとふらつく人必見！同じく苦手だった私が即できるようになった３つのコツとは」この記事でメソッドをご紹介しました。

この股関節を外に回す筋肉というのは主にお尻の筋肉です。

O脚の人は膝が内側に入りやすいのですが、それは股関節が内巻きになっている＝お尻のインナーマッスルが衰えている、使えていないのが原因であることがほとんどです。

原因② 脚の内側の筋肉が弱い

橋のポーズ（ハーフブリッジ）をしたときに膝が大きく開いてしまい、内腿の筋肉が弱いことに気づきました。O脚の人は体重が外側重心になりやすいため、外側の筋肉が張りやすく内側が衰え脂肪がつきやすい特徴があります。そのため脚の歪みだけでなく下半身が太って見えやすいのです。

この原因①、②をポイントにストレッチやトレーニングをすれば、脚の歪みは治すことができます。

脚の歪みを整える方法3選 

私が色々と試した結果、一番効果の感じられた3つの方法をご紹介します。これらを実践する際に、お尻の筋肉を伸ばす・使う・内ももの筋肉を使う、この3点を意識すれば一回で変化が現れることもありますよ。

①４の字ストレッチ

１）仰向けになって脚を立てる

２）右足を左の前ももに乗せ、三角の穴を作る（数字の４の字のような形）

３）右手を穴に通し、左手は外からもも裏を持ちます

４）左膝を自分の方に寄せながら右の股関節は外に開いていく

５）右のお尻あたりに伸びを感じながら30秒キープ

※左右行います。

②脚を閉じたヒップリフト 

１）仰向けになって脚を立て、足はピッタリ閉じる。

２）足と膝を離さないように、お尻を持ち上げる。

３）お尻を持ち上げたときにお尻をキュっと締める。

４）ゆっくりお尻を下ろし、15回上げ下げを繰り返す。

 ③ガニ股ヒップリフト

１）仰向けになって脚を立て、かかと同士くっつけて、つま先は45度外に向ける。

２）膝を離さないように、お尻を持ち上げる。

３）お尻を持ち上げたときにお尻、内股をキュっと締める。

４）ゆっくりお尻を下ろし、15回上げ下げを繰り返す。

動画を見ながらやってみよう！

今回ご紹介した内容はこちらの動画でもご紹介しています。身体が筋肉の使い方を覚えたりストレッチをすれば、一回で効果を感じられるかもしれません。継続をすれば脚の歪みは普段から整うようになり、下半身のボディラインも美しくなれるので、ぜひ動画を見ながら実践してみてくださいね！