【若返りストレッチ】朝3分でできる首スッキリ&二重アゴ解消ストレッチ

 【若返りストレッチ】朝3分でできる首スッキリ&二重アゴ解消ストレッチ
canva
元田裕子
元田裕子
2022-11-16

体重は変わらないのに首にシワができたり、首が太くなってきたり、アゴがたるんできたり…。年齢を重ねるごとに気になる部分は増えるけどどうしたらよいか分からない。そんな方のために今回は洗顔時のついででもできる簡単ストレッチをご紹介します。

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ビデオ通話やリモート会議が多くなっている現代。ふと自分の顔を見る時に自分の表情にびっくりすることはありませんか?特にカメラのアングルがアゴの下から当たった時の表情はいかがでしょうか?知らない間についてしまったアゴの下のお肉やたるみに驚いた経験がある方も多いと思います。

最近はスマートフォン利用などの影響で下を見る機会が多く、どうしても猫背になり顔が前に出ている状況が多いため、首の筋肉が緩みっぱなしになっています。また、その他に二重アゴの原因として以下のことも考えられます。

● 猫背・巻き肩
● 身体の歪み

● ストレートネック

● 筋力低下

● 食事のときにあまり噛まない など

今回は、洗顔時でも休憩時でもお手軽にできる広頚筋ストレッチをご紹介します。

広頚筋とは

広頚筋は下図のようにアゴから首、胸の上部にかけての広い範囲を覆う膜のように位置しています。口の動きや首の動きと大きな関係があり、見た目年齢にも大きな影響を及ぼしている筋肉と言われています。

広頚筋
イラストACより

日常生活ではどうしても前かがみになることが多く、うつむき姿勢になりやすいです。意識して上を向き、広頚筋をストレッチすることで、筋肉が鍛えられます。また、筋肉を動かすことで首のリンパが刺激され活発になり老廃物が回収されます。アゴや首の肌に弾力が戻り、スッキリした印象へ繋がるでしょう。

広頚筋ストレッチ

やり方

口開け
photo by Yuko Motoda

1)椅子の上、または床の上に安定して背筋を伸ばして座る。両腕を胸の前でクロス、首元に両手先をのせ押し下げる。

2)アゴ先をゆっくり上へ。大きく口を開け「あー、いー、うー、えー、おー」と発声。それぞれしっかり吐き出すとより効果的。ゆっくりアゴを引き顔を正面へもどす。

親指
photo by Yuko Motoda

3)両手を合掌し、親指の腹をアゴの下へ。アゴをゆっくり上げ深呼吸。深いリンパの流れが良くなり、よりシャープなアゴへ。

4)ゆっくりアゴを引き顔を正面へもどす。

横
photo by Yuko Motoda

5)両手を重ね右胸の上へ、軽く押し下げる。首をゆっくり左へ倒し右の首筋ラインの伸びを深呼吸とともに深める。アゴを引いて下にコロンと半円を描いて顔を正面へもどす。

6)反対側も同じように行う。

頭の重さは5~6kgほどあると言われています。無理にぐいぐい首筋を引っ張らず、頭の重たさに引っ張られる感覚、息を吐く時に首筋が伸びる感覚を大事に感じてみてください。

アゴと首の筋肉である広頚筋(こうけいきん)を意識して使ってあげることで首をスッキリさせ二重アゴを予防していきましょう!一日1回するとしないとでは見た目の印象が大きく変わってくると思います。ぜひ日々の習慣の一つに取り入れてみてください。

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元田裕子

元田裕子

ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。



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