【くびれエクサの正解】効果的なツイストは"ねじりすぎない"!早くくびれを作る方法
「くびれが欲しい」「ウエストシェイプしよう」と、ウエストをひねる動作〈ツイスト〉を行っていて腰が痛くなった経験はありませんか?実は私たちの身体には、ひねることが出来る部分とできない部分があります。それを知らずにただ闇雲にツイストしていても、望んでいた効果は出ないどころか痛みとして残ってしまうこともあります。早くくびれるためにも正しいツイスト方法を知っておきましょう!
腰のツイストは間違い!!
まず注目すべきは私たちの脊柱です。
脊柱とは首(頸椎)、胸(胸椎)、腰(腰椎)、仙骨、尾骨が連なって私たちの体の柱として支えてくれている部位です。その中でも特に私たちがツイストの際に勘違いしやすいのが「腰からツイスト」「腰から動かす」こと。これは身体の構造上無理のあるもので、間違いなんです。
なぜ間違いかというと、胸椎と腰椎がもつ元々のひねり(回旋)角度の違いにあります。
回旋角度
胸椎・・・約30-35度
腰椎・・・5度程度
この角度から見てわかるように、ひねりの動作は腰椎ではなく胸椎で行われています。そこを知らずに無理やり腰でのツイストを続けると、脊柱の限界を超えた働きが周りの筋肉への負担となり腰を痛めてしまうことになるのです。
正しいツイストは「頑張らない!」
胸椎の回旋角度は約30-35度。なのにみなさんがツイストする際、それ以上に回旋角度を深めようと頑張りすぎてはいませんか?頑張ろうとすればする程、身体のラインや重心が崩れて本来効かせたい部分にアプローチできなかったり、腰椎でひねるという間違った動きで腰を痛める原因となることも。ツイスト動作の時には「もっとひねろう!」という頑張りは置いてきてください。そのかわり、身体のラインを保つ腹筋群を意識してツイストを行ってみましょう。
正しいツイストエクササイズはこちら
両手を横に大きく広げ仰向けになり両膝、股関節を90度に上げ膝を閉じます。この時、腰で床を押し、隙間が空かないようにしましょう。
①息を吐きながら脚を右に倒します。顔は天井へ向けたまま、左の肩甲骨が浮かないようにします。ツイストしたまま1呼吸保ちます(肩甲骨が浮いた時点でひねりすぎなので要注意!)
②吐く息のタイミングで脚を天井方向へ戻します。腰と床に隙間を作らないことが腰痛回避のコツです!
③反対側も行い、ご自分のペースで3~5セット繰り返してください。
正しいツイスト方法で動くことで本来のくびれ位置へアプローチできます!なんとなくの10回より正しい5回の方が効果的。意識して試してみてください。
▼動画で動きを確認したい方はこちら▼
AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く