夏の夜に多い【脚をつった!】つった時の20秒ストレッチと、つらない脚になる3つのポイント

 夏の夜に多い【脚をつった!】つった時の20秒ストレッチと、つらない脚になる3つのポイント
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夏の夜に脚がつり、痛みと共に目が覚める。それを忘れて1日を過ごし、また夜眠った時に脚をつる・・・そんなお悩みを繰り返してませんか?脚がつった時はすぐにストレッチすることで痛みから解放されます。でもそもそもつらないようになりたいですよね! 今日は脚がつった時にやりたい定番のふくらはぎストレッチと、つらない脚になるための3つのポイントをまとめました。

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脚がつったら筋肉を緩めよう

「寝ている最中に脚がつった!」そんな時、脚は自分の意思で動かせないくらい硬直していることでしょう。猛烈な痛みも感じていることでしょう。それは筋肉が痙攣しているからです。脚がつってしまった時は、すぐにストレッチを行い、筋肉を緩めてください。今日はつることの多い「ふくらはぎ」の定番のストレッチをご紹介します。

動かない、20秒、立位がポイント!脚がつった時のストレッチ

1)椅子や壁に手をつきます

ふくらはぎストレッチ
(photo by Minami Ito)

2)片足を後ろへ引き、ふくらはぎをストレッチ

ふくらはぎストレッチ
(photo by Minami Ito)

後ろに引いた足の踵が全て床に着くようにしてストレッチしてじっと20秒キープします。弾んだり、バウンスするのはアキレス腱への負担になるのでNGです。
つって硬くなっている筋肉が次第に緩んでくるのを感じるでしょう。

3)反対側のふくらはぎストレッチも同様に行ってください

ふくらはぎストレッチ
(photo by Minami Ito)

反対側のふくらはぎのストレッチも同様に行ってください。椅子やテーブル、壁に手をつくことで、余計な力をかけずにしっかりと筋肉を伸ばすことができます。眠っている時に脚をつると体を起こすのが面倒に感じるかもしれませんが、立位のストレッチの方が楽に伸ばせるので、早く痛みから解放されると思います。
 

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つらない脚になるために心がけたい3つのポイント

夏になると脚がよくつるのは、「水分不足・冷え・筋力不足」の3つの原因が関係しているからです。原因をどれか1つに特定できたら良いですが、複合的に重なって脚がつることも多いもの。
脚が頻繁につるという方は、次の3つのポイントを心がけてください。

  1. 寝る前に水を飲む
  2. 寝ている時、脚に直接エアコンや扇風機の風を当てない
  3. 適度な運動、ウォーキング

1と2は寝る前と寝ている最中の心がけですが、3は日常的に意識する必要があります。理想は1日8000歩とされていますが、あなたは毎日何歩、歩いていますか?1週間のうち、1度でも運動する習慣はありますか?筋力の向上は日々の積み重ねです。

いきなり8000歩、歩こう。1時間運動しよう。と無理な目標を掲げるのではなく、「いつもより少し遠くのコンビニまで歩いてみよう」「1日1つだけエクササイズをやってみよう」というほんの些細なことで良いのです。少しだけ+アルファの行動を始め、それを積み重ねることで現状よりも体は良い方向へと変わっていきます。脚がよくつる方はぜひストレッチと3つの心がけを行ってみてください。

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伊藤みなみ

伊藤みなみ

日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。



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ふくらはぎストレッチ
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