糖質制限や断食はすでに黄色信号!?あなたは知らぬ間に「危ないダイエット」をしているかもしれない

 糖質制限や断食はすでに黄色信号!?あなたは知らぬ間に「危ないダイエット」をしているかもしれない
mikiko
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2022-06-09
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予備軍からの脱却方法

ダイエット業界には、人々の長期的な幸福や健康よりも、「お金」や「注目度」を優先させた情報発信が蔓延しています。

マーケティングを駆使した話題性のある方法が広まった結果、「栄養のあるものをたくさん食べて、好きな運動をして、よく睡眠をとって、健康的に身体の管理をしようね」なんて情報は隅に追いやられてしまうようになりました。「そんなの誰でも知ってるよ」という意見とは裏腹に、実際に実行している人はどんどん少なくなっているように感じます。

現状ではすでに、摂食障害の予備軍ではない人の方がむしろ少数派になっているかもしれません。栄養学の専門家や医学の専門家の中にも、こうした極端な食事法を勧めている人がいるし、その指導が原因で摂食障害や予備軍になってしまった人たちも出てきています。

みんなの思う「当たり前」が、偏った思考かもしれない
みんながやってる「常識」が、異常かもしれない
自分の思う「大丈夫」が、既に黄色信号かもしれない

こうした視点は、あまり大々的に話題になることは少ないですが、自分の見ている世界を大きく変えるきっかけになります。普段耳にするダイエット情報に対して「それって予備軍に入ってない?」「偏った考え方になってない?」という疑問を持って、別の角度から見る心がけをしてみましょう。

日常で触れること・目にすることは、私たちの思考に影響します。不健康な「当たり前」で身の回りを囲むことで1番苦しむのは自分自身。目の前でチラつくものに飛びつくのではなく、いったん一歩外に出て、広い視野でダイエット情報と向き合えるようになりたいですね。

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パーソナルトレーナー|自身の失敗経験を元に個人差や体質を重視した『mikiko式フィットネス論』を提唱|身体と人生観が変わるフィットネス哲学で、一生ブレないための視野と学びを発信しています|流行を根拠と本質で斬る人| 筑波大学健康増進学修士|NZベストトレーナー入賞



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