魅力的な人は生命力が高い?アーユルヴェーダ的に考える【魅力が増す3つのTIPS】とは
「何だか魅力的だな」「あの人はいつもキラキラしている」という人の共通点をご存知ですか?そういった人は、「”オージャス”が高い」とアーユルヴェーダでは考えます。今回は、アーユルヴェーダアドバイザーの筆者がオージャスについて解説します。
オージャスとは?
「はじめて聞く」という人も多いかもしれない『オージャス』とは、日本語では”生命力”、”活力”などと訳されます。
オージャスは誰もが生まれながらに持っているものと言われます。このオージャスが増えると肉体的にも精神的にも安定し、一方でオージャスが減ってしまうと、肌はカサカサ、髪の毛のハリやコシの減少、疲れが表面に現れ、またイライラや憂鬱、不安など心にも影響を及ぼすと考えられています。
簡単に言うと、オージャスが高い人は見た目も心も安定していて魅力的、オージャスが低くなってしまっている人はもしかしたら「近寄りたくない…」なんて思わせてしまうかもしれません。
オージャスを高める3tips
1. 自分の体質・体調に合った食事を摂る
「これを食べると痩せる!」「これを食べると体に良い!」と言った類に引き寄せられていろいろな食事法にチャレンジしてみたけれど…思ったほどの効果が得られない、また逆に体調が悪くなった気がする、といった経験はありませんか?もしかして、それはあなたのもともとの体質や、今の体調に合ってない可能性があるかもしれません。
アーユルヴェーダが最も大切にする考え方の一つが、食べ物を食べる上で「体が消化できるもの食べ方・食べ物」を選ぶということです。
一概には言えませんが、俗に言うスーパーフードなどは消化に負担のかかることが多いケースがあります。どれだけ優れた栄養素がある食べ物でも自分の体が消化できる状態でなければ、その栄養素は体に取り込まれません。
ですので、自分の体に合った消化できる食べ方や食べ物を選ぶようにしましょう。例えば、フレッシュフルーツやサラダ(生野菜)など火の通っていない食べ方・食べ物は消化力が低い人には不向きなケースが多いです。もし便秘気味の人(コロコロ便や残便感があるなど)にお悩みの方は、火を通して、適度な油分と水分が含まれている状態で食べた方が消化しやすいのでおすすめ。また簡単にトライできるものとして、朝一番に白湯を飲むと消化力が上がるのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。
その他にも、炊きたてのお米、デーツ、アーモンド、胡麻、非加熱の蜂蜜、ギーなどは特にオージャスを増やすと言われているので、ぜひ取り入れてみて下さい。
2. 瞑想
オージャスは瞑想を練習することでも増やすことができます。
1の体質・体調に合っていない食べ物を食べる人は、大抵の場合”食べすぎてしまう傾向”がよく見られます。それは、しっかり体に食べ物が消化されてエネルギーになっていないので「もっと食べないと」と思ってしまうことが多くあります。けれど、瞑想を練習すると満足感が得られるので、むやみやたらと食べなくても大丈夫に。
瞑想はリラックス効果を高めてくれるため、ストレスからの開放や睡眠の質をアップさせてくれる効果も期待できます。こうした内面への効果は、外見にも比例してくるものです。
3. 6時前起床・22時就寝
アーユルヴェーダ的に言うと、日の出前(理想は6時前)に起きて、22時までに寝るというのが理想的です。
6時前は、風のように体が軽く頭もスッキリして起きることに適した時間を言われ、また22時までに寝ることで1日蓄えたエネルギーを体に蓄えるのに適していると言われています。オトナが22時に寝るということは難しいこともあるかもしれませんが、できれば22時〜2時AMの間には就寝するようにすると◎。お肌のシンデレラタイムなんて言われる時間帯でもある、22時〜2時AMの時間帯に1分でも長く寝ることで、エネルギーがしっかりと蓄えられると考えられます。
できることから始めよう
ライフスタイルを変える時に、たくさんのことをやりすぎてしまって続かないことがあります。まずは、自分のライフスタイルに見合ったことから、少しずつ変化させる・付け加えるのがおすすめです。
このtipsが、あなたの魅力を高めることに役立つと嬉しいです。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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