【股関節の動きが悪い・硬い】可動性と柔軟性改善のために鍛えるべき部位は?寝たまま簡単トレーニング
股関節の動きが悪い・硬さが気になる方の多くは、股関節の動きに関わる重要な部位が使えていない状態にあります。今回は、股関節を使いやすくするために鍛えるべき部位と、そのための簡単なトレーニング方法をお伝えします。
股関節の動きが悪い方が使えていない部位とは?
股関節の動きが悪い・硬さが気になる方は、内ももの筋肉である内転筋群が使えていないことが多いです。 内ももは股関節の動きに影響するため、内ももが使えないと股関節の動きも悪くなってしまうのです。それはなぜでしょう?
内ももを鍛えるべき理由とは?
股関節は6方向に動きます。 伸ばす、曲げる、外へ開く、内へ閉じる、外と内へ捻る動きです。 このうち、4つの動き(伸ばす、曲げる、内へ閉じる、内へ捻る)には内ももが使われるため、内ももが使えないことによって少なからず股関節への影響が出てしまうのです。
さらに、内ももは股関節のインナーマッスルである腸腰筋とも繋がりがあるため、内ももが使えていない状態は股関節のインナーマッスルも使いにくくなってしまいます。
この対策として、内ももをトレーニングしましょう! 内ももを鍛え、使える内ももにすることで、股関節の動きもよくしましょう。
簡単にできる内ももトレーニング方法とは?
内ももを使えるように鍛える必要性がわかったところで、さっそく内ももトレーニングをしましょう。今回ご紹介するトレーニング方法は運動不足でも行いやすい内容です。
内ももトレーニング
1. 仰向けになり、両膝を立て、両手は体側に下ろします。足元は、膝の下に踵がくる位置に調整したら、内ももにクッションやブロックを挟みます。
2. 息を吸いながら内ももを締めながらお尻を引き上げます。自然と腹部も締まる感覚を感じられるとより良いです。
3. 息を吐きながら内ももを軽く緩めて(挟んでいる物が落ちない程度に)お尻を下ろします。5〜10呼吸繰り返しましょう。
動画を見ながら内ももトレーニングがおすすめ
さらに、複数のトレーニングを組み合わせた動画と一緒に鍛えることをおすすめします。以下の動画は全て寝たままでき、運動不足でも行いやすい内容ですので、ぜひ繰り返し行いましょう!
AUTHOR
磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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