【28年の研究結果が実証】「心血管疾患による死亡リスク」を低減!オリーブオイルを食べる利点とは

 【28年の研究結果が実証】「心血管疾患による死亡リスク」を低減!オリーブオイルを食べる利点とは
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他の食品からオリーブオイルに置き換えることで良い変化がもたらされる

この研究では、オリーブオイルの消費量全体を調査する一方で、特定の食品をオリーブオイルに置き換えることで得られる潜在的な効果についても調査しました。

その結果、毎日のオリーブオイルの摂取量を増やすだけでなく、他の食品をオリーブオイルに置き換えることでも、良い効果が得られることがわかりました。特に、マーガリン、バター、マヨネーズ、乳製品の代わりにオリーブオイルを使用すると、死亡率のリスクが低くなることが明らかになりました。

研究者たちは、10gの他の脂肪をオリーブオイルに置き換えることで、原因別の死亡リスクが8〜34%低くなることを発見しました。バター、マーガリン、マヨネーズ、乳脂肪をオリーブオイルに置き換えることで、心臓の健康だけでなく、死亡率も改善されたのです。

オリーブオイルに置き換えるのは簡単です。バターやマヨネーズを少し減らしてオリーブオイルを使うだけで、オリーブオイルの摂取量が増え、体全体の健康にも良い影響を与えるのです。さらに、オリーブオイルの摂取量を増やすと、野菜や果物を食べる量が増えるなど、他の健康的な習慣との関連性が研究者によって確認されていることも忘れてはなりません。オリーブオイルを摂取することで、心臓に良い習慣を同時に身につけることができるかもしれません。

食事にもっとオリーブオイルを取り入れる方法

この研究の研究者は、心臓の健康とオリーブオイルの潜在的な関係の主要な詳細を評価するために、より詳細な研究が必要であると認めていますが、エキストラバージンオリーブオイルを頻繁に使用することは、長期的な利点につながる可能性があります。

心臓の健康を増進し、心臓血管系疾患やその他の病気による死亡リスクを下げたいのであれば、オリーブオイルはその手始めとして最適なのです。この万能オイルを、もしまだお使いでなければ、ぜひキッチンに常備しましょう。(肉や魚などの)タンパク質や野菜のソテー、野菜のローストやグリル、魚介類のポシェットなどにお使いいただけます。インフューズド・オリーブオイル(ハーブなどをオリーブオイルに漬けたもの)を使えば、おつまみやハムやソーセージなどの盛り合わせに添えるヘルシーな(そしてとてもシンプルな!)ディップやソースを作ることができます。また、サラダのドレッシングやマリネ、焼き菓子にもオリーブオイルは最適です。

教えてくれたのは・・・ヘザー・アダムスさん
ヘザー・アダムスさんは、執筆と編集業で活躍してきた経験豊富なライター。コンテンツ制作、ソーシャルメディア、マネジメント、編集を得意とする。

ヨガジャーナルアメリカ版/「Why Olive Oil May Be the Key to Better Heart Health

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By HEATHER ADAMS
Translated by Hanae Yamaguchi

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ヨガジャーナルアメリカ版

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全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。



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