【脳を鍛える画期的な方法】科学的根拠に基づく「空想」にふけるべき5つの理由

 【脳を鍛える画期的な方法】科学的根拠に基づく「空想」にふけるべき5つの理由
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正しく空想にふける方法:脳を鍛える5つの方法

無目的な心の迷走は、特に熱狂的な私たちにとって、言うほど簡単なことではありません。しかし、自由な発想の力を、上手に、積極的に活用することは可能です。以下の5つのコツを試して、負担の大きい脳を鍛え、空想の潜在的な利点をすべて享受しましょう。

1.空想専用の空間を作る

予備の寝室、ホームオフィスの一角、あるいは座り心地の良い肘掛け椅子など、静かで落ち着ける場所を確保し、ゆったりとした思索の時間を過ごしましょう。一定の場所、空想にふけることで、脳がローギアにシフトする信号を送ります。キャンドルを灯し、自然音を流し、アロマテラピーのディフューザーを使いましょう。アロマテラピーを実践している人は、ベチバー、イランイラン、サンダルウッドなど、落ち着いた集中力を促す香りを試してみてはいかがでしょう。

2.空想を毎日に取り入れる

休まることを知らない脳(または体)を落ち着けたいのなら、毎日のルーティーンの中で空想にふけってみましょう。食器洗い機にお皿を並べたり、車を洗ったり、犬の散歩をしたり、そういった集中力の低い動作は、思考をドリフトさせる効果があります。もしくは頭が一杯一杯なときこそ、ランニングしてみましょう。運動はアルファ波を増幅させ、気だるい精神状態とリンクすることができます。

3.空想を習慣化する

空想にふける時間を確保しましょう。コーヒーを淹れる、歯を磨く、ベッドメイキングをするなど、毎日の習慣の中に空想の時間を組み込むことで、パターンが確立され、習慣化がより容易になります。最初は5分から始めて、慣れてきたら徐々に時間を増やしていきましょう。タイマーをセットしておけば、脳が時計を確認することに執着することもありません。

4.雑念を払う

ボーッとする休憩時間というのは、夕食のプランを考えたり、締め切りにこだわったり、To Doリストを見直したりする時間ではありません。ガイド付き瞑想アプリを使えば、ざわめく心を静め、思考の流れを整えることができます。最も重要なことは、後悔、恨み、恐怖を反芻しないことです。もし心配事があったら、ノートに書き留めて、後で処理することを脳に誓いましょう。

5.空想の洞察を記録する

自由な発想は力強く、往々にして深いものです。一見ランダムに見えるあなたの心の迷いは、厄介な障害やジレンマの解決策をもたらしてくれるかもしれません。空想のセッションの後、すぐにイメージ、アイデア、洞察を振り返ってみてください。日記に記録したり、携帯電話のボイスメモとして録音したりしても良いでしょう。

教えてくれたのは……リサ・ターナーさん
リサ・ターナーさんはコロラド州ボルダー在住のシェフ、フードライター、製品開発者、栄養コーチであり、質も栄養価も高い食材についての研究と執筆、より健康的な食生活のための指導に20年以上の従事している。

ヨガジャーナルアメリカ版/「5 Reasons Why You Should Daydream, According to Scientific Research

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By LISA TURNER
Translated by Hanae Yamaguchi

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ヨガジャーナルアメリカ版

ヨガジャーナルアメリカ版

全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。



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