【プロトレーナーが教える、猫背を改善する方法】重力に負けない美姿勢のポイントは「肋骨挙筋」
デスクワークが続く中、猫背がなかなか改善されないと悩む方も多いのではないでしょうか。今回は椅子に座りながらできる、重力に負けない美しい背中の作りのエクササイズを皆様にご紹介させていただきます。
重力に抵抗する筋肉【抗重力筋とは?】
人の身体は、それぞれの筋肉たちが張力を保ちながら真っ直ぐ立てるようになっています。
イメージとしてはテントのようなイメージです。テントも四方八方から紐で引っ張り合う事で、しっかりと雨や風にも負けず立つことが出来ています。
そのように人の身体も筋肉たちがいい張力を保っているのですが、この中の筋肉の一つのバランスが崩れることで、姿勢も崩れてしまうのです。特に抗重力筋はいい張力を保っていたいです。ただ、個人的にこれまでの指導経験を合わせて考えていくと、これらはアウターマッスルになるので、アウターマッスルだけではなくインナーマッスルも鍛えていく必要があると感じています。
重力に負けない猫背を作るために鍛えたい【肋骨挙筋】
【肋骨挙筋】こちらの筋肉を初めて聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
脊柱(背骨)の伸展(反り)や回旋(捻じり)などに関わる筋肉です。胸椎が固定されていると肋骨が挙上(肋骨が持ち上がる)するのに働いています。普段からこの筋肉は使われていそうですが、インナーマッスルはおサボりしがちな筋肉になりますので、是非意識して使っていき重力に負けない体をつくっていきますしょう。
動画で確認する
やり方:
椅子に座る。
肋骨を手で持ち上げるようにする。
さらに両手を上げる。
肋骨が上がった状態をキープしたまま呼吸をする。
息を吐いた時に肋骨の位置が下がらないように注意。
何度も呼吸を繰り返す。
AUTHOR
青山竜太
大学まで野球を続け、その時に故障やパフォーマンスの低下を経験し、トレーナーの勉強を始める。2012年にピラティスの資格所得を目指しアメリカ渡米。帰国後、鍼灸・按摩マッサージ指圧師の資格を取得。 現在、神奈川県の武蔵小杉に自身のスタジオを構え、プロ野球選手から一般の方まで幅広いニーズに応えている。 2012年 ・PHIピラティスマスタートレーナーの資格を取得 2014年 ・鍼灸・按摩マッサージ指圧師の資格を取得 2017年〜現在 ・プロ野球選手の個人トレーナーとして沖縄キャンプなど帯同 2018年 ・オーストラリアベースボールリーグ キャンベラキャバルリーに日本人トレーナーとして帯同 2019年 ・武蔵小杉に&aスタジオをオープン武蔵小杉の完全予約制ピラティススタジオ【pilates room &a】 (pilates-and-a.com) 2020年 ・デサントアンバサダー就任 ・youtube &aチャンネルを開設 ・学んで動くをコンセプトにオンラインサロン&aを開設
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