様々な不調を招く「巻き肩」を放置していない?6分でリセット【巻き肩改善エクササイズ】

 様々な不調を招く「巻き肩」を放置していない?6分でリセット【巻き肩改善エクササイズ】
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現代の生活に欠かせないスマートフォンやパソコン。スマホをのぞき込む姿勢が長時間続くと、肩こりなど様々な不調につながる恐れが。そのひとつが「巻き肩」です。巻き肩とは何か、その原因や改善するストレッチ法についてのお話です。

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巻き肩の人の姿勢の特徴

・立ち姿を横から鏡で見たとき、肩が耳より前に出ている
・顎が前に出ている
・猫背
・仰向けに寝た状態で肩が床につかない

小さいスマホの画面を覗き込む姿勢が続くと、腕を内側にとじた姿勢が続くことになり、胸の筋肉が縮こまり肩が内側に丸まった「巻き肩」「猫背」になってしまいます。胸の筋肉の萎縮が続くと、胸の反対側にある肩甲骨周りの筋肉が引っ張られ、背中が丸まっていきます。すると猫背になり、歪んだ骨格とのバランスをとるために、あごが前に出てきてしまうことになります。これは避けたいですね。

ACイラスト

このような姿勢は、

・肩こり、首こり
・疲れやすくなる
・自律神経失調症(不眠、動悸、めまいなど)
・胸が垂れやすくなる
・肘や腕が痛くなる
・目の疲れ

など様々な不調に繋がります。胸の筋肉が萎縮することで、呼吸が浅くなってしまうので、代謝の低下や疲れやすさだけではなく、自律神経失調症などの原因となることもあります。

体への負担を少なくする姿勢

まずは座り方から見直してみましょう。お尻を背もたれにつけ、頭が天井からつるされているようにイメージして座り直してみましょう。胸が開き、顔が正面に向きます。ひざ下をまっすぐ下ろしたときに足底が自然と地面につくよう座面の高さを調整しましょう。スマホの位置は胸あたりではなく、目のあたりを意識しましょう。あごを引いた状態で、まっすぐスマホを見られるようにします。目の疲れを軽減させるため、顔から30センチはスマホやパソコンを離しましょう。座っているときも、目の高さにスマホやパソコンを持ってくるように心がけてみましょう。

座り方
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ひるかわえみこ

ひるかわえみこ

劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。



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