【寝ながらできる猫背・巻き肩改善法】体の前後を整えて美姿勢に!見た目も若返る「15分ヨガ動画」
寒くなってくると着るものが増えて、冷たい風が吹けば肩をすくめ背中を丸めますよね。その姿勢は背中が丸まり、肩は上がり、巻き肩気味になっていませんか?? 姿勢が悪い方と、きれいな姿勢の方とをもし比べてみたら‥ どちらがイキイキ見えるか‥何となく想像つきますよね。 目でなかなか確認できない背中を動かし意識を高めて、猫背・巻き肩・肩こり改善をしていきましょう。
猫背とは、どんな状態?
猫背とは、簡単に言うと背中が猫のように丸くなっている背中のことを言います。人の背骨はまっすぐ1本の棒の状態ではなく、24個の骨が積み重なりS字のカーブがあると言われていますよね。
背骨は上から
頚椎‥7個(前弯;前に反る様にカーブしている)
胸椎‥12個(後弯)
腰椎‥5個(前湾)
の骨と仙椎(後弯)で弯曲が作られています。(生理的弯曲)
このカーブの胸椎部分の丸まり(後弯)が強くなってしまうと頭は前に落ち、腰が丸まりやすくなって(前弯がなくなり後弯に)背骨全体のカーブが “S字“ ではなく “C字“ のようになります。
この背骨の丸まりが強くなることを猫背ということになります。
・胸椎の後弯が強くなったことで頭が前に落ち、腰が丸まったのか
・長時間のPC作業やスマホ使用などで頭が前に落ちたから肩が前に落ち背中が丸まっていったのか
・椅子に浅く座って背もたれにより掛かるなどの姿勢で腰が丸まったから背中が丸まったのか
猫背になってしまった原因は人それぞれですが、日常的な姿勢の悪さが原因になることが多いですよね。意識的に背中の筋肉を働かせて、お腹の筋肉を伸ばしながら使うことで、背中の丸まり過ぎを解消していくことが大切です。
巻き肩とは?
肩が前にそして内側へ入り込んだ状態のことを巻き肩と言います。(腕の骨が内側に回ってしまった状態)
腕をだらっと力を抜いて下ろしているときに、耳の延長線上に肩の先(肩峰)があるのが理想ですが、巻き肩は肩の先が耳よりも前に出てしまっています。
人は目が体の前側についているので、日常動作ほとんどは体の前側で行いますよね。その動作の中で肩が前に入ったままの姿勢が長く続いてしまい癖付いてしまうことや横向きで眠る姿勢などが巻き肩の原因となってしまいます。
肩甲骨から肋骨についているインナーマッスル小胸筋が収縮をすると肩を前に引っ張ります。その小胸筋が収縮したまま固まらないようにストレッチをかけて、背中の筋肉を働かせて体の前側とのバランスを整えていきたいですね。
猫背巻き肩改善ヨガレッスン
こちらの動画を見ながら、胸のストレッチや肩甲骨・背骨を意識的に動かし背骨の柔軟性を上げていきましょう!
寝ながらできる動画ですが、どこが伸びているのか、どこを動かしているのかを意識しながら行っていくとより効果的です。今、猫背や巻き肩で悩んでいる方は、最初は動画のように大きくは動けないと思いますが継続することで少しづつ動くようになっていきます。
猫背や巻き肩が日常生活の不良姿勢の継続で起きたようにそれを改善させるには日々の努力の継続が必要となります。
その努力は無理のないことから始めて、《継続ができる》ということに自信がつくと継続をすることが当たり前(習慣)になっていきます。変化を感じられる頃には見た目にも変化があるのでイキイキと見え、体だけでなく気持ちもスッキリしていくでしょう。
体が変われば心も変わる! 楽しく健康的に自分の心身へのアプローチを継続できるといいですね。
AUTHOR
宮城由香
幼少の頃から様々なスポーツを行い、ダンサーとして活動していく中でパフォーマンスを上げる為にヨガやピラティスを始め2007年ヨガインストラクター認定コースを修了しヨガインストラクターとしての活動を開始。 妊娠出産を経て、全米ヨガアライアンスRYT200修了。 YMCメディカルトレーナーズスクールのテキストアーサナモデルを務める。 ヨガ雑誌のアーサナモデルや、オーガニックライフTOKYO・Yogafest横浜・YOGA JAPAN等、様々な大型ヨガイベントに出演。 2019年4月渋谷区恵比寿に 『 studioGOD 』をオープン。 2021年 Manduka アンバサダー就任 アナトミー的なアーサナ指導で丁寧に身体と向き合い 基本を大切にしながらチャレンジしていく、自分の力を育てていくレッスンが人気。
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